水掛の棚田(3・6ヘクタール)は、肥後銀行などがつくる公益財団法人「肥後の水とみどりの愛護基金」が農地を賃借し、昨年から住民とともに田植えや稲刈りをしている。
一行は同基金スタッフから、熊本市の飲料水は全て地下水で賄われていることや、この棚田から浸透した地下水が4400人の市民の年間使用量に匹敵することなどの説明を受けると、興味深そうに聴き入っていた。
視察団長のコメ農家金遠錫[キムウォンサォ]さん(53)は「韓国にも似たような傾斜地がある。美しい景観を観光面に生かすヒントを得た」と話した。(今村浩)
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