今から、私の競馬ロジックを簡単に解説する。
競馬ロジックすべてを公開するわけではなく、あくまで競馬予想のヒントであるが、それでも十分参考になるだろう。
一般的な競馬ファンの競馬予想理論と言えば、
過去実績、騎手能力、調教、パドック、馬体重を基に競馬データ分析する方法である。
しかし、これにはある重大なデメリットが存在する。
オッズを全く無視していることだ。
確かに、この方法では、強い馬は分かるだろう。
しかし、どうだろうか、オッズを見ないで競馬で勝てると本当に思っているのだろうか。
例えば、レースの優勝確率が60%と算出された馬がいた場合、
単勝2.0倍では期待値1.2倍であるが、単勝1.5倍では期待値0.9倍となり、マイナスとなる。
この辺をしっかりと考えない限り、競馬で勝ち続けることは不可能である。
さて、私の競馬予想理論の話に戻ろう。
私が競馬予想する時は、実力・騎手・気配・休養・枠順・展開・馬体重といったファクターを重視している。つまり、一般の競馬ファンと何ら変わりない方法を使っているのである。
それでも、中穴配当を当てることができるのは何故か。
その理由は、2つあると考えている。
第一の理由として、多変量解析(重回帰分析)を競馬予想に使っていることが挙げられる。
一般の競馬ファンよりも正確に競馬データ分析することにより、回収率を上げることができるのである。
第二の理由として、オッズに反映されにくい競馬データを常に探していることが挙げられる。
オッズに負けない競馬予想を作ることが最重要課題であるのに、それをしない。
未だに実力があって人気薄の馬が存在するという思い込みをしている競馬ファンがいるのは、いささか残念である。
実力があって人気がない馬は、何らかの理由があるから人気がないのであって、
それを美味しいと考えること自体が間違っているのである。
その他、一般的な競馬ファンが競馬で儲からない理由は、
格言や常識を真に受ける点である。
例えば、「不良馬場だから差し・追い込みが決まらない」というのは本当だろうか?
競馬ファンが信じている格言や常識が正しいとは限らない。
結論を導き出すための理由、それがなければ本末転倒であるのに、
その競馬予想理論などのプロセスを軽視している競馬ファンが多い。
また、一般にも分かる競馬データ分析は役に立たないことが多い。
単純なロジックであればあるほど、仮説を立てた段階から馬券を買わない限り、儲けることは難しい。
例えば、血統というファクターだけで競馬予想することを考える。
すると、「ダートでファスリエフ産駒は買い」という統計データが出たとする。
勿論、同じような単純な競馬予想理論に基づいて馬券を買う人は大勢出てくる。
つまり、最初に発見した人は儲かるかもしれないが、次第にそれだけでは太刀打ちできなくなる。
しかし、もし仮に、競馬ロジックを完成させていたとすれば、どうだろうか。
基本に忠実かつ、変更すべき点は変更する、そういったシステムを作り上げていれば、
再現率の高い、永久不滅の競馬予想理論であることは言うまでもない。
私の場合は、今までブログで嘘偽りなく結果報告をしていたのに、信じていただけないことが多々あった。
そのため、競馬予想の締切後公開という、業界としては珍しいシステムを作り上げました。(http://ameblo.jp/keibayosou12345/
)
これにより、正しく競馬予想成績を載せているということを証明できるかと思います。
手間のかかる作業ですので、モチベーションを高めていきたいと思います。
これまでも、完全成功報酬制の競馬予想(http://ameblo.jp/keibadensetsu/entry-11137387338.html
)など、お客様が儲かるのが当然と考える、業界初と思われるシステムを作ってきましたが、それでも競馬で負けている人からすれば、信じられないという感じが大勢でした。
もちろん、お金のない人はお断りさせて頂きます。
そういった方でやりたい方はある程度の軍資金を貯めてからご参加下さい。
※ちなみに、これでも競馬予想理論を作った10年前と比較すれば回収率は半分くらいに落ちています。
どんな穴馬だろうと、来る理由があるから、来るのである。
それが信じられないのであれば、競馬予想をするのも、サイコロを転がすのも同じである。