長女が芸能人とくっついて家を出て行ったので家族が4人になった
女房がクレジットカードの明細見ながら
「ホント、お金がかからなくなって良かったわ」
涙声でしみじみとつぶやいた
娘は物を買う時に値段を見ないで買うという豪快さを有しています
金食い虫の娘を快く拾ってくれた原発芸人に感謝です
てか、彼は失業中なんだよね(涙)
さて、4人家族
日本の社会って4人家族を設定してると思う
旅館だってそうだし、ホテルも4人なら2ルームで済むし
レストランのテーブルだって4人がレギュラーでしょう
そして良い車は4人乗りが多いんだよね
ベントレーのコンチ(今のみっともないコンチじゃないよ)だってそうだし
ボクがこの世で一番好きな車、デイムラーW6も4人乗りなんだわ
昨日女房と後楽園(日本三名園)に行く途中
「おれ、W6買おうかな〜」って言ったら
「あら?フェラーリじゃなかったの」って聞かれた
そう言えば、別のブログにそんなこと書いた覚えがある
でも
ボク、今も昔もずーっと英国車党で、フェラーリの悪口ばかり言ってたんだよね
だからいまさらフェラーリなんて乗れない
世間体ってものがあるでしょ
でも、フェラーリでも気になる車があるのです
4座席のフェラーリで『スカリエッティ』ってのが出たけど
2890万ですか・・・
娘がサーフィンしていなかったら楽勝で買えた
蓄財を切り崩しながら細々と生活をしてるボクたち夫婦がこんなの買ったら
10年後ボクたちは『スカリエッティ』の中で暮らす路上生活者になってしまう
現実的なのはこれ
『456GT』
かつて、別のブログでこれを買おうかって書いたら
いま東京に住んでる岡山の友人から「え、フェラーリ買った?」って電話があった
彼は有名なボンボンで車好き
マセ(マゼラーティ)やレインジやベントレーを乗り継ぎ
今のベントレーをけちょんけちょんにコキ下ろしてるボクに激しく同感してくれる友人なのです
「456買ったんじゃないの?」
「買ってない、買ってない、けど、どこかに出物でもある?」
なんですか、彼のボンクラ仲間が456を持っていて
ミッションが逝っちゃて、コーンズに持ち込んだら
「はい、お客さま、ミッションの修理は800万ほどでございます」って
さらりと言われたって
やめた、そんな恐ろしき車
健康に良くない
それはそうと、スカリエッティってマラネロのエンジンが入ってるらしいけど
エンツォのV12を詰め込んで7000万くらいで売るのなら・・・
ボクがキャッシュでポ〜ンと買ったのに
惜しいな〜
ボクの会社の社員がガンを患って治療している
みなさん、心の中で応援してやってください。お願いします
かくいうボクも7年前に直腸癌を患い、房総の海沿いに建つ
設備だけはデラックスな病院で手術した
その病院は最上階がラウンジンになっており
金田中(今はもうないの?)のレストランがあったり
鉄板焼きやてんぷらのコース料理があったり、散々な病院だった
「散々な」と書いたのは検査入院中に友人が“遊び”に来るのです
そうしたら上のラウンジに行き食事をおごります
シャンパンやら飲みながら料理食ってたら、結果、入院費を食費が上回っておりました
ハタちゃんやミックのせいです
女房は毎日クラシックのレインジローバーをコロがして病院に来ておったのですが
いかんせん、古い車ですので調子が悪くなってしまった
私がシャバに居れば修理屋に持ち込んで直してもらうんだけど
入院中の身としてはそれもままならない
かと言って、「足」は必要な訳で、でも、あのころ家にある車で
女房が乗れる車(オートマチック)ってレインジしかなかったんだよね
だから病室で(バス・トイレ付きの個室だった)インターネットやって
ヤフオクでメルセデスのE320を買った
落札してから、そこの車屋の人に入院している旨を説明し、病院まで車を届けてもらった
正面玄関に届いたE320車をパジャマ姿で受取り、そのまま病院のパーキングまで運転して行った
「入院してベンツ買ったのはあなたが初めてです」って看護婦長に讃えられた
さて今日は車ネタではない
精子の話
つまり、は、シモネタです
ボクの社員は、医者に「抗がん剤治療で無精子症のなる可能性がある」と言われ
「精子を冷凍保存」することを勧められたんだって
ボクは「冷凍保存?どこでするの?」と聞いた
そしたら、産婦人科なりで預かってくれるらしい
安心した。。。
先日娘と結婚した芸能人の婿は母親に言われて
精子を冷凍保存して「来たる日に備えて臨戦態勢をとっている」らしい
理由は母親に
「若い時の精子はイキがいいかた取っておきなさい」って言われたのだそう
う〜ん、とんがってる中年の女性が考えそうなことかもしらんが・・・
息子の精子にまで言及する母の存在って、我々一般人からするとすごいと思った
もちろん、精子冷凍も一理あると思う
でもね、かつおのたたきだって冷凍と生、どっち食うって言われたら
生のかつおだし、ま、それは良いとして
もし婿がその精子を放出した頃つきあっている女がいた。。。とするよね
その女を(仮に竹内ゆう子だったとしたら)愛していたら
その感情は精子に伝わり、精子には竹内ゆう子が好きという
DNAが残ってるんじゃないかなんて思ったりもする
娘はあたかも郵便局に定期預金があるみたいな感じで
ごくごくカジュアルに我々夫婦に「冷凍精子」のことを伝えた
女房は大変なショックを受けて、ボクは女房とは違うイヤラシいことを考えた
ここで申し上げておきたいのですが
不妊治療で悩む人たちが多いの重々綬知しております
この文章はその方々の行為を冒涜するわけではないのでご理解ください
真摯に不妊に立ち向かう方々と
この芸能人の思惑はまったく趣旨が異なると思います
そこで疑問
まったく下世話な話だけど・・・ね、
精子を摂取する時ってどうやってするんだ?
そのまま、自然に考えれば自然に想像はつく
男は誰でもガキの頃から繰り返してきた行為なので
そのあたりは容易に想像がつきますよね、みなさん
(婿のその場面を想像したくはないけどね)
ではそれを自力で摂取するのか、それとも誰かの力を借りるのか
自力でするとすれば“ツール”は何なのか?
エロ本かDVDか?
また他人の力を借りるとすれば・・・・
歌舞伎町か新小岩か・・・なんて不真面目なこと考えちゃダメ(怒)
妻以外の誰かが手伝うとすれば誰なのか
それが女ならボクにも想像がつく展開だけど、もし男だったら・・・・
事と次第によってはかなり複雑化することが想像される
まあ、どっちでもいいけど
そして解凍の方法も気になるところですよね
自然解凍なのか、それとも電子レンジみたいなもので“人肌”にチンするのか
これはボクの個人的な感傷に基づいての発言なんだけど
子供って二人の愛の結晶として生まれてくるでしょ
ところがね、愛の結晶を作る行為じゃなくて
何か他ののツールによって子供が生まれてくるとしたら。。。。
たとえば、仮説だけど
「●○っていうEカップAV女優の『エロエロ電車パート2』
みたいなのであなたが生まれとしたら、どうする?
あ、ここまでの文章は絶対に婿の批判などではありません
ただ、イデオロギーの違いというか、反原発というか・・・
いずれにせよ、願わくば我々の孫には冷凍の精子は使わないでほしいと思う
さまよえる精子におおいに幸あることを願います
けっこう深く付き合ってる医者がいる
ヤブなんだけど、顔だけは広くて各方面の名医と言われる医者を知っている
だからこのヤブ医者には診てもらわず、よい医者をこいつに紹介してもらうことにしている
私だって命は惜しいものね
こいつは車キチガイである
あ、キチガイという言葉は良くない、そんな言葉をを使うと
婿殿のように地上波はおろかBSにも出られなくなってしまう
「車フリーク」と言い変えましょう
フリークではあるが、ダサい車しか買わない
金がある奴特有のまったく脳のない買い方をするんだ
我々は金がない分中古しか買わ(え)ないが
その分、何倍も頭を使って買ってるのでございます
今奴が持ってる車
ポルシェ996シルバー、シルバーのカイエン、黒のメルセデスCLS
どうです、センスないでしょう
ただ、こいつはかなり金を持ってる、奴の医院は独占状態でいつも満員なんだわ
こいつと飲んでる時
「ミレミリアに出ないか」と誘ってみた
ミッレミリアはイタリア半島を走る世界で一番有名なクラシックカーレースだ
「俺が車探すし段取りは全部するからお前が金出せ」と言ったら
「ドライバーは誰だ?」と聞くので「当然お前だ」と適当に答えてやったら
「いくらかかるんだ?」と聞くので
「5千万位もあれば足りるだろう」と言ってやった
ドライバーはモチロン私しか居ないのですが、とにかく金を出させることが目的なので・・・
車で2千万(もしないと思うけど)、車を運んでメカニック連れて行って
酒飲んで飯食って、そんな経費で3千万(私のピンハネ分500万円を含む)
「どうよ」と言ったら
やろうやろうってことになった
だったらジャグ(ジャガー)のCかDか、アストンのDB2かなんて
イギリスのクラシックカーの雑誌やインターネット見ながら物色してた
・・・・・5年たった今も物色してる
ヤブ医者から電話があった
「飲もう」という
すわ、ミッレミリアか!といつも行く焼鳥屋まですっ飛んで行った
「なんだ?」と聞くと
「フェラーリを買おうと思うんだけど何が良いと思う?」
ずっと前に、
「お前その辺のじじい車ばっか買ってないで、もうちっとパリッとしたの行けよ」
って言ってやったことがあって、奴はフェラーリを思いついたらしい
そのあたりがただ金持ってるだけの凡人の発想ですが・・・・
私には絶対に譲れない信念があって
フェラーリはフロントエンジンだ!と思ってる
その当時、マラネロが唯一のフロントエンジンのフェラーリだったから
「マラネロにしろ、絶対マラネロがいい、マラネロしかない」と力説した
マラネロの赤は・・ちょっと・・・・だけど
マラネロはGT(グランドツーリスモ)の王道じゃん
奴はダサ男だから「360のモデナなんかどうかなぁ〜」なんて言ってる
「お前どこまでミーハーなんだよ、フェラーリはフロントエンジンなんだよ
モデナなんてのはイタメシ屋で成功したようなチャラい奴が乗る車なんだよ」
「それ(マラネロ)っていくらくらいするんだ?」
「知らないけど、2000万か2500万くらいだろ」
「高いなぁ〜」
「あんなダサ車を何台も持つよりよほど安上がりで潔いいさ、買ったら貸せよ」
こんな話をして奴の英断に大いに期待して待っていたある日
奴から電話があった
「車買ったよ〜」
「お、マラネロか!?」
「違う、メルセデスのCLSの色違い」
お前、バカか
15年くらい前だったと思う
モーガンがほしくなった
モーガンはプラス4とプラス8があるんだわ
レインジローバーと同じエンジンを積んだプラス8よりも
クラシカルなプラス4の方が好きだったけど
女房とのデート車にしようと思っていたからちょい今風な8に決めた
ただセンターロックなんかにはしないよ
「頑張ってる」と思われたくないものね
自然に乗るのが一番かっこいい乗り方だと思ってます
関係ない話だけど、モーガン乗りってなぜか歯科医が多かったな
一度だけモーガンの集会に連れて行ってもらったことがあるけど
キルト履いた奴なんかいて、ちょっと引き気味になっちゃったボクちん
歯科医って自営だから自分勝手な奴が多く
まったくまとまりのない集団で笑った
(歯医者さん、スミマセン)
変にまとまってる軽の集団よりも相当素敵ですがね
モーガンの価格は・・・覚えてないが800万くらいで
なんやかんや合わせると1000万くらいだったと思う
性格的に、一瞬でもほしいと思ったら、どうしてもほしくなる
でも、悩んだところで1000万の金、払えるのかどうか・・・
当時モーガンは5年待ちだった
オーダーしてから5年後に手元に届くのです
長いような気がするけど、モーガンの歴史からしたら
5年くらいどうってことないんでしょう
女房に話したら「買えばいいでしょ」との答え
私は後にも先にも買い物で女房に相談したのはこれが始めで最後だ
ロールス買った時も、船買った時も、
熱川に女を連れ込むマンション買った時も、事後承諾なんです
女房いわく
「5年も待つのなら1000万円くらいできるわよ」
「私がお金は用意してあげる」
さすが割鞘家統領の女房ともなると腹のすわり具合が違うわな
されど、これってモロ見込み発車じゃん
モーガンプラス8
ボディーを森永ミルクココアの色にして、内装はバーガンディ
これでオーダーすることにした
バーガンディって知ってる?
渋みのある濃い赤なんだけど
なんとかって言う映画(タイトル忘れた)でジャンニベルサーチじゃなくて
カプリチョーザじゃなくて、アルパチーノが出る映画
アルパチーノってどこからどこまでが名前で苗字なんだ?
バカンスで家族が留守になった家の老人の世話を若者がするストーリーなんだけど
この老人が物知りで若者にいろんなことを教えるんだ
その中でアルパチーノがポケットチーフの色だったと思うが
「これは赤じゃない、『バーガンディ』という色なんだ」と教えるシーンがある
そのバーガンディにした
ブリティッシュグリーンは「いかにも」であるし、
ソリッドのねずみ色もかっこいいがジジ臭い
オールドイングリッシュホワイトでは車体が大きく見える
ウエストミンスターブルーはつまらない、赤は嫌だ
こういう車は色で目立ってはいけないのです
「おや、まあ!」と思える演出を心掛けないと、ただの嬉しがり屋になってしまう
塗装屋から色見本をもらってこれをイギリスのピーターモーガンに送ってもらうよう
モーガンオート高野に電話してオーダーを入れた
予想通り、5年待ちですがと言われた
「いくらかでも入れましょうか」と聞くと「別にどちらでもいい」との答え
よっし、5年後は女房とモーガンだ!
那須に行こう、帰りに今市あたりの
ビニールのバラバラのカーテンがついてるモーテルに行くんだ!!
モーガンでモーテル、素敵過ぎるではないか!
(3年間お待ちください)
家の電話が鳴った
「モシモシ割鞘ですが」と出たら
「モーガンオート高野です、お待ちの車がさ来月日本に届きます」
モーガン?・・・・お待ちの車?・・・・・・
そうだ!!
俺モーガン、オーダーしてたんだ!!
3年の月日はすべてを思い出に変えてしまっていた
3年前に別れた女のおっぱいなんか覚えてるはずがない
前の月にジャガーのドロップヘッド(“オープン”の英国式呼び名)を
買ったばかり
1000万、1000万、ポケットや机の引き出しや米櫃の中を探したが
“たまたま”無い
女房は「そんなことあったっけ?」とまるで他人事である
さすが割鞘家統領の女房、無責任である
アコムに電話するかモーガンオート高野に電話するか悩んだが
結局、高野に電話した
「あのう、その車って、買った方が・・・いいですよねぇ・・・」
まるっきり弱腰で聞いてみた
でも、いざとなったらどこかから金集めて買えばいいやとい言う気持ちもあった
「あ、別に良いですよ、すぐ売れますから」
そうですかぁ〜、残念だなぁ〜、じゃまた次の機会に
あー、今でもモーガンほしい
夜、酒を飲みながらヤフーオークションを見る
狙うは器
古伊万里や織部、萩、オールドノリタケが好きなので探す
しかし、世の中には場の空気が読めない奴がいて私が狙っているものに入札をしてくるアホがいる
こういう奴が出てくると元来攻撃的な性格に凶暴性が加味されて巣作りを始めたオオスズメバチのようになる
「てめぇ〜、これは、もともと俺が見っけたんだろーがー」と怒りが沸いてくるのだ
「俺が入札してるのがわからんのか、このアホ!」と毒づきながら
絶対ありえない金額、たとえば3万〜5万くらいが相場のところ10倍の金額を入札したりして
「どうだ、これでもまだ俺とやろうってのかい、来るなら来い」
と必勝シフトを敷いて勝ちに行こうとする
当然この金額ならば落札はできるが落札間近にどんどんせり上がってくる金額に
ちょっとだけ不安を覚えちゃったりして
「おいおい、もういい加減にしとけや」と
引きつった笑みでビビリを隠しながらお願いしちゃったりするところが大物ではない証拠
落札した瞬間、勝ち誇った清清しい気分と同時に
「これって、ほんとにほしかったのか?」と自問自答して
判り切った答えを出したくないもんだから、また酒を飲む
そしてまたオークションに戻る
友人の某というヤブ医者にこの話をしたら「自閉症と分裂症の気がある」と言われた
大きなお世話である
お前に言われたらおしまいよ
「俺はアル中か?」と聞いたら「俺には負ける」と医者は言った
医者の不養生を自ら具現化しているような医者だが巷では「名医」とされている
ただし、巷の評判と我が家での評判に大きなギャップがありうちにおいては「ただの酔っ払い」
けど、金は持ってるから友人でいてやることにしている
アル中のテストと言うのを小姑のような娘が美容院にあった週刊誌で見つけてきた
「毎日酒を飲みますか?」
「はい」
「飲みたくないのにどうしても毎日飲んでしまいますか?」
「いいえ」
この「いいえ」に小姑は反論を唱えてきた
「毎日飲んでるじゃない」
これは「飲みたくないのに飲んでしまう」んじゃなくて「飲みたいから飲んでる」
よって「いいえ」で間違いない
件の「開店休業」の問題
古くなった夏みかんを枝から外す気にもならず放っておいたら
女房が夏みかんのすぐ下の枝で新しい商売を始めた「パン屋」
しかし、これもグルメの鳥たちの間では人気がなく、何かがつついたような痕跡はない
「いったいお前たちは何が好きなんじゃい!」
自然と対峙するのは難しい