August 17, 2008




丹田呼吸法


 丹田呼吸法は、腹部に圧力のかかる呼吸法です。

 腹部の太陽神経叢には自律神経の中枢があるといわれ、丹田呼吸によって刺激すると、刺激と精神集中により自律神経がよく働くようになります。

 丹田呼吸法は、吐く息にポイントがあります。

 ゆっくり深く吐いて、吐き終わったときに丹田(へその下約10cmのところ)を少し上に引くようにします。
 すると、横隔膜が引き上げられます。

 横隔膜は強力なポンプの作用をしていて、肝臓・脾臓・腸を圧縮し、門脈循環、腹部の血液循環をリズミカルにします。

 こうして、血管とリンパ管の働きを活性化するのです。

 そして静脈を空にし、血液を他の組織に送ります。
 横隔膜の血液を圧縮する力は心臓の収縮力より強力で、血液を押し出す力が強いのです。

 丹田呼吸法によって丹田に力が入ると、腹圧によって横隔膜が静脈ポンプの働きをし、肝臓と脾臓の中にある血液を強い力で心臓の方に送り出します。

 その結果、全身の血液循環が良くなるのです。

 吸うときには、吸う息にあわせて頭の百会(てっぺん)から気が入り、頭から丹田に気が下りて、そこに気が収まるイメージをしましょう。

 すると、頭に上りがちな気が下におります。

 丹田呼吸法によって下に滞りがちな血液が上に昇り、頭に滞りがちな気が下におります。

 これが人間の理想の状態で、このときのバランスのとれた状態を「真気一斉」(しんきいっせい)と言います。

 この丹田呼吸法は8秒吐き、8秒吸い、8秒止め、これを繰り返します。

 丹田呼吸法を繰り返し行っていると、脳波が自然にθ波(シータ波)になります。

 脳波がθ波(シータ波)の状態のとき、脳内にエンドルフィンというホルモンが作り出されます。

 人はこの状態のとき、ホルモンの作用によりイメージを見るのです。


※引用させていただいた書籍
  天才脳のつくり方―七田式右脳開発術 (ぶんか社文庫)
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