MG(X)の玉置さんが面白いことをしています。
匿名アカを融和、巻き込み
MGのTLをみてもらえればわかるのだけど、今も、広告系と一緒にくくられて怒った風のファッション系アカウントの方に、「おい姉ちゃん、ネタとか言える柄か」みたいなつったこみ入れられてたんだけど、ここできれちゃだめ。これキャラなのよ。マジで受け取ったちゃダメなの。会ったらわかる。
— MGさん (@sayuritamaki) 6月 19, 2012
で、あの人たち、30後半、40とかだけど、ITめちゃ詳しいし、高等遊民的に時間的余裕もあり。ま、だから、ツイートしてるヒマもあるんだろうねー。組織力もあるから、仲間になった方がいい。感性は、似てる。話したら、同じようなこと考えてんだから。表出の仕方が違うだけ。協力すらできる感じ。
— MGさん (@sayuritamaki) 6月 19, 2012
さらには、広告系の匿名アカの人をラジオに出演させようと交渉しています笑 既にお一人は出演が決まったようです。すごい。
@Ikazuchi_maru 来週、とっこうさんとラジオをやる予定なんですけど、雷丸さんもご出演されますか?文章より、声出演の方が、伝わるかもしれません。
— MGさん (@sayuritamaki) 6月 19, 2012
女性的な力の価値
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「永遠に女性的なるものが、われらを引きて昇らしむる」という一節がゲーテの「ファウスト」にあるのですが、玉置さんの振る舞いを見て、まさにこれだなぁと感じました。
融和・包容・寛容といった言葉でイメージできる「女性的なるもの」って、どん詰まりになってしまった局面を打開する力があります。小さな範囲の話かもしれませんが、まさに玉置さんは、次の局面に状況をシフトさせるきっかけを生み出しているように感じました。
キャラを演じる
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玉置さんの「これキャラなのよ。マジで受け取っちゃダメなの。」という台詞は印象的です。玉置さん自身も半ば自覚的に「演じている」ように見えます。
「演じる」ことについては賛否があると思います。人によってはそこに不誠実さや二面性を見いだし、「演じるなんてずるい、狡猾だ」と考える人もいるでしょう。
また、演技臭くなりすぎないバランス感も問われます(玉置さんは嫌みを感じさせない、うまいバランスで演じる人だなぁ、と観察しています)。
僕自身は、なるべく「意図的にキャラを演じる」ことはしないようにしています。そこまで器用でないので、自ら芸風をつくりだすのは難しいんですよね。たまに実験的に趣味の悪いこともしますが、基本は真っすぐでいこうと思います。
玉置さんは相変わらず面白いです。「寛容力」についての挑戦を見守りつつ、学ばせて頂きたいと思います。ホントにすごいと思います。
だから、私は早まる胸の鼓動を意識しつつ、グッとふんばって、「落ち着け!まずは、相手の私に対すツイートを全部読み上げてみろ!そして想像するんだ。相手になってみろ!相手は私のことをどう感じている?」
タイトルにも引用した「ファウスト」は歴史に残る文学作品だけあって、意味不明です笑 大学時代の友人が「これは”ドキドキ幻想アドベンチャー!”くらいの気分で読むのがいいんだよ」と教えてくれたのが印象的です。