涌井復帰登板は水入り
2012年06月20日 12時00分
女性問題を写真週刊誌に報じられた問題による〝謹慎〟が解けた西武・涌井秀章投手(25)が19日、イースタンリーグDeNA戦(西武第二)に先発登板したものの、2人の打者に計9球投げたところで試合は降雨のためノーゲームとなった。
34日ぶりに実戦マウンドに文字通り〝水〟を差された涌井は「下(マウンド)がかなりぬかるんでいたので(投げた感覚は)正直いってよく分からなかった」とやや残念そう。今日20日、場所を西武戦に移して仕切りなおしのマウンドに立つ。首脳陣には「勝ちゲームのつもりで投げてくれ」とハッパをかけられたという。
エースの久しぶりとなる実戦を視察に訪れた渡辺監督は「本人が一番やりたがっていた連投ができるのだから、良かったんじゃないか」と、前向きにとらえていた。