2010-01-13 23:36:14

Mogok Lady

テーマ:ブログ
こんばんは、探偵です。

表記はモゴックで最高級と呼ばれているルビーのこと。

ビビッドとピジョンブラッドの間みたいな色合いで、ほとんど、衆目には出てこない究極のルビー。ピジョンブラッドから黒っぽいモザイクを取ったような上等で深めなマッカッカ。

グーグルで検索してみるとMOGOK LADYというサイトがでてきた。
日本語サイトであり、その人はタイとビルマの国境のタイ側の町メソットに30年前からいて、ずっとモゴックの非加熱の最高級品のルビーを求め扱っていたと書いてある。

非常に経験豊かな素晴らしい内容で、モゴックのルビーはそのサイトをみれば大体わかるという感じに丁寧に書いてある。
トレーサビリティを重視するため、掘った場所、採掘者からのその人が手に取るまでの経路を管理することが肝心と書いてあった。

モゴックはビルマの北東部で確かにタイの国境から、そう遠くない。メソット自体が自然発生的に出来た町と書いてあるのも、モゴックの採掘の長い歴史を考えれば当然である。

メソットの町は改善処理場としても機能している。処理の上手下手は値段にかかわるため、企業秘密と書いてある。
加熱変化、鉛グラス充填、低温加熱もサンプルを交え、丁寧に説明してあった。
その人も、低温加熱というのは鑑定で見分けるのが難しいと書いていた。

参考の鑑別書はGRSから取っていた。
品物をみると、確かに完璧にモゴックの上質な非加熱のルビーであると探偵の見た目で容易に判断できる。
表面に黒いカスのようなナチュラルがついているのもモゴックの非加熱によく見られるものだ。
カットも日本の最高の職人に頼んでいると書いてある。
ただ、ルースの写真は画像のせいかエッジがギザギザでバランスも歪んでいた。写真をもっと気をつけたほうがいいようにみえた。

探偵の携帯では上手くサイトがあかないため、これ以上の調査が出来ない。

値段の情報は取れていないが、手間がかかっているので、安いとは思えない。
また、敷居はあげているようにみえた。本当にルビーを知っていて、好きでないと売ってくれないと推測している。小売してもらえるかもわからない。

ただし、興味のある人はアクセスしてみる価値はありそうだ。モゴックで30年も取り扱いされている、つまり、モリスルビーの親父さんみたいな取り組み方だ。
随分苦労されたと思う。マグロ漁師のようにテレビに派手に取り扱われることはなくとも、一筋の立派な人生だと思い、この方の人生に尊敬の念を強くした。

ところで、グーグルでモゴックをみるとぐちゃぐちゃの地肌しかみえない。パッとみ、住宅地みたいに見える。こんなになって、まだ、取れるというのが不思議である。
人間が美しい宝石を見つける過程で地図で分かるくらいに自然を破壊してきたのを目の当たりにし、改めて人間と自然の共生の難しさを思い知らされた。

読者方々も色々な感慨をもたれることと思う。

コメント

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1 ■無題

このオッサンはアカン。
会員になったが、値段などを聞いても
全然回答がない。そのくせ最近はプレミアム会員とかできてそれようのブログまでつくりよった。アルスノヴァのやり方と同じ。
オッサンはルビが枯渇した。sapphaireもないとかいって扇動してる。鉱山価格などと書いているがおかしいな。最高の職人とか言うのは世田谷の一城さんのことだろう。4年前に
一城さんにクズルビーをうって一時喧嘩をしていた。日本人に売りつけたルビーの枠の勢作を一城さんに一任することで話がついたのだろう。コメント欄を去年閉鎖した。なぜ?
このオッサンのところはよいものがある。しかしたぶんぼったくりだと思う。
日本の宝石屋との連携の話もあるようだ。ブログで商売して、コメント欄閉鎖というのは
ろくな奴ではない。このオッサンは、モリスノルビーなどは
屑だといっている。色も悪いし、小さいし
あんなモンは ルビーではないといっている

そういうことだ。
注意を喚起しておく。

探偵さんはよい人だ。
糞真面目だ
しかし騙されやすいし、直ぐ切れる。
直ぐ切れるのを反省して、対処しないと
後々禍根を残す。
パソコンも買ったほうが良い。
人の意見の読み間違いが多いように思われる。

2 ■御無沙汰してます。

パソコンかいました。

コメントありがとうございます。うれしいです。

私も、その人はきらいです。
モノはいうことなしですが。

当方は、
たしかに、よみちがいが多いのが反省点です。

気をつけます。

しばらく、いそがしくて、書いてませんでしたが、また、かきはじめます。
パソコンかいましたが、アメブロは携帯でやってしまいます。
宜しくお願いいたします。
合掌

3 ■無題

おお、なかなか人間ができてきたじゃないか。
やればできる。
その調子だよ。
賢い賢い。

4 ■私もそう思う

「世の中難しいですね。」さんと同じ意見です。

mo○ok l○dyさんは、とても胡散臭い。
長年研磨をしてきたとはいえ、ルビーは右から左へのブローカーにしか過ぎません。

ア○ス○ヴァさんは、自分の審美眼に対する思い込みが激しいだけで、本当に美しいルビーを知りません。

いずれにしても、誰から買うかが重要です。

5 ■なるほどですね。

>紅玉好きさん

よくわかる気もします。

当方は、宝石を扱う方には、意外に人間としての思いやりとか、普遍的な愛情などは、大事だと思います。

あまりに排他的なところで扱われると、何か宝石が息苦しいそうで、光が鈍い感じがします。
あそこでは、ルビーのインクルージョンの完全否定により、同じようなのばっかりがならび、優等生しかし見るべき点は特になしという状態になっています。

素晴らしいですが、そんな感じがします。

さらに、ジュエリーになるとデザインが旧いというか、アジア的すぎて、重苦しく宝石の良さは出てないというのが当方の見解です。大きいものをただ並べてボリュームを出そうとしていているからです。

といいながら、時々当方はみてしまうので、石の経験とかそういうのは、凄いとも感じます。

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