大阪府警福島署の警部らが証拠品をねつ造したとされる事件の初公判が19日開かれ、元警部らは起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと証拠隠滅の罪に問われている、大阪府警福島署の元警部と当時部下だった警部補の2人は去年、未解決だった強盗強姦事件の証拠品のたばこの吸い殻1本が紛失したのを隠すため別の吸い殻を証拠としてねつ造したとされています。初公判で2人は、起訴内容を全面的に認め、元警部は、「発覚すれば、上司から問いただされるうえ、事件の時効も迫っていて犯人は捕まらないだろうと思った」と、ねつ造の理由を話しました。
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