高橋大輔応援隊としては、先週は怒濤の週末でした…。 DOI初日を翌日に控えた木曜日、仕事から帰ってツイッターを見たら、高橋がニコライ・モロゾフと再びコンビを組む可能性がある、高橋のエージェントが記者会見する、モロゾフが日本に行くetc.etc.の情報が上がっていて、私は驚いたことは驚いたけれど、デマでしょ。今更ナイナイ。あったとしても、いつものモロのフライングでしょ?と思っていました。何しろ、本当だったら私は土下座する、とまでツイッターで言い切ってしまいましたから。 それがほんとうに土下座するはめになるとは…<(_ _)> DOIの初日、新横浜スケートセンターの席についてから、まさかモロはいないだろうな?と一応きょろきょろしましたが、PIWの時みたいに歌子先生がお近くにいるような幸運にはそうそう恵まれませんでした。しかしツイッターを見ると、ツチノコのようにモロが「発見された」という情報が…。ひぃーほんとうだったとは!!! しかしショーが始まると、きら星のようなスケーター達の演技(今年のDOIはほんとうに粒ぞろいでした)、特に大ちゃんの濃厚なタンゴにノックアウトされ、しばしモロゾフのことは忘れていました。しかし帰宅してスポーツニュースを張っていたら、紅潮して満面の笑みのモロゾフが、大ちゃんの肩をぐいっと引き寄せ、頬を寄せるという、これまた濃厚な記者会見の断片が! もちろん笑顔だったけれど、大ちゃんの目が笑ってなかったと思ったのは私だけでしょうか?それが悪いというのではありませんよ。あれは4年ぶりのコンビを再結成した二人の、新たな関係を象徴するものだったのかもしれません。 モロゾフの新しい肩書きは、メインコーチではなく「アドヴァイザー」という名目。振付もどうやら大ちゃんの方に選ぶ権利があるらしい。ただ、モロのことだから、なし崩しに自分のペースに持って行こうという気満々でしょう。がんばれ大輔と歌子先生とエージェント! 4年前から、私のブログを読んで下さっている方がどのくらいいらっしゃるかは分かりませんが、あの「決別」後の私のモロゾフと織田選手(その後城田も加わる)への怒りがどんなにすさまじかったかは、まだ記事として残っているし、私の胸の中にもあの頃の感情は未だに忘れられない思い出として(しつこく)残っています。 だから、コンビ再結成となった今、色々書きたいことが渦巻いていて、とうてい今日だけでは書き切れないので、また(しつこく)書くかもしれません。ただ、これだけは言える。大ちゃんが3ヶ月悩んだ末に出した結論を、私は支持します。モロゾフも見たところ、反省しているようだし(笑) いずれにしても、茨の道を選ぶ男ですね。大輔は。ファンとしては、もうどこまでもついていきますが。今までもそうだったように。 モロゾフの方から、よりによってマネージャーの井原さんに、4年前ジャパンタイムズのインタビューでモロが酒くらいながら名指しで悪口言いまくっていた井原さんに電話かけて再結成申し込んだと知った時、私の脳裏に渦巻いた言葉は 「どの面下げて、井原さんに電話したんだ?」 「ロシア人には"恥"という概念がないのか?」 「別れる時のあの仕打ち、その後も散々大ちゃんとチームとエージェントの悪口振りまいた同じ口で、もう一度組みたいだとぉ?」 etc. etc.でしたが、しかし 「活躍する大輔を見て嫉妬した」 「未練があった」 「申し訳ない別れ方をした」 という妙に率直なモロゾフの言葉を聞いたら、しょーがないおやじだけど、なんか憎めなくなっちゃったよ〜という気持ちになるしかありませんでした。ただし、100%信頼はしていませんからね!再結成されたコンビを前向きに見守りますが、一応監視の目は光らせておく。いや私が目を光らせたって、なんの役にも立たないことは分かっていますが。 よい意味でお互いに「打算」の関係でよいのではないでしょうか。モロゾフは「大きすぎた逃した魚」を再び捕まえてバンクーバーでは味わえなかったコーチとしての栄光を今度こそ味わいたいのだろうし、大輔にはモロゾフの戦略や海外の練習環境が必要だろうし。ただでさえ、日本での練習リンクの確保が大変なのに、今夏の関西は電力不足になるというので、アメリカやロシアのリンクを使えることはとても大きいと思います。 時系列的に見ると、1月のSOIでの「ロクサーヌ」再演、2月にあったというミーシン・コーチの「イタリア人コレオ」をプルシェンコの為に依頼するという表明が、3月のモロの井原さんへのカミカゼ攻撃的電話につながったのではないかという憶測(妄想)もあるのですが、それはまた別の機会にでも。 最後に一言。モロゾフがハンカチくわえて涙目(私の勝手な想像図)で大ちゃんの活躍眺めていたのだと分かって、私は胸がすきましたよ。この4年間のドロドロとした感情が吹っ飛んだくらいすっきしました♪ まあね。どれだけ演技が入っているか知らないけど、今現在のモロのうれしそうな顔、殊勝な態度・反省には、確かに「真実」もあるのだろうと信じています。 まだ今シーズンの振付のことがはっきりしないのが、気にかかりますが、チームD1skの新たな道に一生懸命ついていって、見守り応援続けます。それがファンの忠誠心というものです。 |
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