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【プロ野球】侍ジャパン、秋山監督就任へ2012年6月20日 紙面から
侍ジャパン指揮官にソフトバンク・秋山監督就任へ−。来春に開催される第3回ワールドベースボールクラシック(WBC)の日本代表監督にソフトバンク・秋山幸二監督(50)を第一候補として人選を進めていることが19日、本紙の取材で明らかになった。すでに日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーを軸に水面下で監督選定作業に着手。昨季リーグ連覇、日本一の実績を持つ秋山監督に白羽の矢を立てた。 ◆水面下では着々来春の第3回WBCに関しては日本プロ野球選手会が参加表明を保留している段階とはいえ、来るべき時に備え臨戦態勢は整いつつある。NPB側は、すでに日本代表試合を11月と2月に計4試合を開催することを内定済み。そして最大の懸案事項である監督人事に関しては、水面下で着々と準備を進めてきた。 というのも、前回のWBC監督選出では加藤コミッショナーがコミッショナー特別顧問に就任したソフトバンク・王球団会長に加え、当時の楽天・野村監督ら球界の重鎮4人が集結した「WBC体制検討会議」なる“球界サミット”を開催。スッタモンダの末、火中のクリを拾う格好で巨人・原監督が引き受けた経緯がある。加藤コミッショナーは「スムーズな決定が行われるようにしたい」と話しており前回の二の舞いを避けるためにも、早期の日本代表監督決定は不可欠。あるNPB関係者は「現場に精通した人間というのが基本線」と話しており、最有力候補となったのが秋山監督だ。 3月の東日本大震災復興支援試合では、初めて侍ジャパンを指揮して台湾戦に快勝。今後のWBC監督選びの基軸となりえる「前年の日本一監督」という条件にも合致する。ソフトバンクには王球団会長がおり、チームとの掛け持ちに関しても何ら支障はない。またWBC東京ラウンドは読売新聞事業部が開催しており、原監督に日本代表“続投”の声があるのも確か。ただ複数関係者の話を総合すると、原監督が早くから固辞する姿勢を示しており、読売サイドも秋山監督の就任に異論はないという。 加藤コミッショナーはロンドン五輪終了後の8月下旬にも、侍ジャパン第3代目の指揮官を発表する予定。王−原と続いた世界一への系譜は、秋山監督へと引き継がれることになる。 ◆世界一への系譜PR情報
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