- [PR]
地方
福岡市飲酒不祥事 市長給与1カ月分カット 福岡
2012.6.20 02:08
■“禁酒令”きょうまで
福岡市の高島宗一郎市長は19日の会見で、市職員の飲酒による不祥事が相次いだことの責任を取り、自らの1カ月分の給与全額(143万円)をカットすると発表した。副市長3人も給与を30%カットする。また、全職員に自宅外で飲酒しないよう要請した“禁酒令”は20日いっぱいで解除することも明らかにした。
高島市長は1カ月の給与全額カットについて「市長としての責任と、禁酒令に協力していただいた市民へのけじめ、今後への覚悟を上乗せした」と語った。
福岡市では、酔ってタクシー運転手や同僚を暴行した職員2人が5月にそれぞれ傷害容疑などで逮捕されるなど、飲酒がらみの不祥事が相次ぎ、高島市長は5月21日から1カ月間、職員に自宅以外での飲酒を禁じた。その後も、飲酒がらみの不祥事が次々と明らかになり、自らも責任を取る考えを示していた。
“禁酒令”をめぐっては、中洲などの飲食店から「死活問題だ」といった苦情が寄せられたほか、職員からは「パワハラだ」などの反発も受けたが、市に寄せられた意見は、382件(15日現在)のうち237件が概(おおむ)ね市長の判断に賛成だった。
高島市長は“禁酒令”について「公務外はプライベートな時間ではあるが、市職員としての自覚やけじめを忘れてはいけない。個人の不祥事が、組織に影響を及ぼすことを再認識できたのではないか」と総括。「個人の自由の侵害」などの批判については「けじめと責任の伴わない自由はない」と一蹴した。
また、不祥事に関係する懲戒処分の厳罰化も表明。暴行や傷害、器物損壊、痴漢、盗撮などの最も重い処分を免職とし、7月1日から適用するという。高島市長は「不祥事ゼロを目指す取り組みの一つとして処分を厳罰化した」と述べた。
- [PR]
- [PR]