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政治
前原氏「一任」宣言で質疑打ち切り 増税法案めぐる民主党合同会議
2012.6.19 22:52
[民主党]
民主党は19日、消費税増税関連法案をめぐる自民、公明両党との3党合意の了承を得るため、全議員を対象に政策調査会の合同会議を党本部で開いた。前原誠司政調会長は合意の取り扱いについて「私に一任してもらう」と宣言し、質疑を打ち切った。小沢一郎元代表に近い増税反対派らは激しく反発し、紛糾した。野田佳彦首相は国会会期末の21日に衆院採決・可決する日程を目指しているが、小沢氏らは造反する構えで、規模が焦点となる。
19日の合同会議で前原氏は「この会合で最終的な結論を得たい」と要請。出席者が「党内の了承なしに協議した修正合意は無効だ」と主張したのに対し「合意内容は一切、修正しない」と突っぱねた。
小沢グループでは50人以上が法案に反対する構えを見せている。自民、公明の賛成により法案の衆院通過は揺るがないが、造反で処分され離党につながれば衆院289人の民主党は過半数割れとなり、首相の政権基盤は弱体化する。
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