政治橋下市長、国政進出に再び前向き 都構想法案成立めどで目的果たす?2012.6.14 17:41

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橋下市長、国政進出に再び前向き 都構想法案成立めどで目的果たす?

2012.6.14 17:41
橋下徹・大阪市長(左)と大村秀章・愛知県知事が会談=14日午前、大阪市役所(前川純一郎撮影)

橋下徹・大阪市長(左)と大村秀章・愛知県知事が会談=14日午前、大阪市役所(前川純一郎撮影)

 民主、自民、公明、みんな、国民新の各党は14日、橋下徹大阪市長が掲げる「大阪都」構想の実現に向けた実務者協議を開き、すでに各党が国会に提出している3法案を一本化させ、今国会中の共同提案、成立を目指すことを確認した。週明けから協議を本格化させる。

 3法案はいずれも、人口などの条件を満たした特定のエリアを対象に、市町村を廃止し「特別区」を設置することを認める内容だが、人口要件や国の関与の度合いなどで違いがある。

 一方、橋下市長は同日、市役所で記者団に「いろいろな事情で(擁立)しなければいけない状況が出れば、その時に判断すればいい」と述べ、再び国政進出に前向きな姿勢に転じた。

 橋下氏は10日、「もともと都構想を目がけて国政進出すると言ってきた。大義がなければ(国政進出しない)」と表明、各党の出方を牽(けん)制(せい)していた。しかし、民主、自民、みんな各党などの実務者が大阪都法案一本化を確認、成立へ道筋が付いたと判断し、従来方針に立ち戻ったとみられる。

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