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留学生支援委員会全国会議

2012-05-12 | 日記
 昨日は、本部に近い目黒区の大橋会館で開催された、留学生支援全国会議に出席しました。山手線にビニールがひかかったとかで混乱し、講師の先生も遅れられたそうですが、少し遅刻しました。
 日本留学生支援機構留学生情報部次長さんの講演を聞き、全国留学生担当の皆さんとの交流を図り、情報交換をしました。

 日本留学生支援機構(JASSO)という資料を見ると、変遷する留学生の実態が分かります。外国人留学生を、10万人受け入れようという計画が中曽根内閣の1983年にはありました。その当時は、母国に帰り尽してほしいというものでしたが、今は異なり、グローバル化を目指す日本の企業で活動してほしいということに変わっています。人数も増えて30万人が目標とされています。
 現在外国人留学生の数は、138075人。昨年は14万人を越えていたのですが、東日本大震災のため減少しています。

 午後は各連合6人ずつのグループに分けて留学生の支援の実態とか、弁論大会参加への説得の仕方とか、渉外の情報交換も有益でした。最初からグループ別の席になっていて、食事の時も交流出来たし、スムースに流れました。地区も分散されていて、たまたま近くに宮城県の方がおられ、事務所におられたとき地震に遭遇された話も聞きました。9階のビルが大きく回転して揺れたので、飛ばされないように物にしがみついておられたそうです。兵庫県の人もおられ、阪神震災の話も聞きました。L字型のマンションが耐震にとても効果があり、被害が少なかったこととか・・・

 自己紹介でのコメントがあった時、静岡第一連合の方がの支援国ミャンマーの話をされました。元留学生、ミャンマーのキンキントゥエさんは岐阜県連合で奨学金をあげていました。もう20年以上も前の事ですが、彼女は今も岐阜県に感謝し、そのことを静岡で話しているようです。
 岐阜県の事務所も移動し、彼女とは連絡が取れずにいたのですが、今回聞くことが出来ました。岐阜では彼女を奨学金ばかりでなく、家に泊めてあげてケアをしていました。今でも感謝されいていることを知り、岐阜の皆さんによい報告が出来ます。彼女は国連に勤務しています。
 下の写真は配布された資料の一部。

     
ジャンル:
イベント
キーワード
ミャンマー 東日本大震災 日本の企業 グローバル化 中曽根内閣
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