キャンドルナイト:街全体、淡い光に包まれ 大阪・西梅田
毎日新聞 2012年06月13日 23時33分(最終更新 06月14日 00時09分)
ろうそくで街をともし、環境問題や暮らしを見つめ直すイベント「100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ」が13日夜、大阪市北区の西梅田一帯で開かれた。約12万人(主催者発表)が訪れ、アーティストや学生らによる光のイルミネーションに酔いしれた。
毎日新聞社、阪神電鉄、吉本ビルディング、第二吉本ビルディング、阪急電鉄、サンケイビルでつくる実行委員会が主催。
午後6時ごろから、ろうそく約1万5000本に次々と点灯。午後8時ごろから約2時間、同地区のビルの明かりが消されると、街が淡いろうそくの光に包まれた。
赤や青など色とりどりのグラスキャンドル約500個が用意され、来場者がそれぞれ願いを込めたメッセージを書き、火をともすコーナーも設けられた。
青色のグラスキャンドルに、「東北の皆さんがもっと笑顔になれますように」と書いた大阪市北区の会社員、荒木伸夫さん(31)は「復興への願いを込めました」と話した。【吉田卓矢】