ニュース
» 2012年06月18日 12時32分 UPDATE

JASRAC菅原理事長、違法ダウンロード刑事罰化に「反対はしない」

違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が衆院を通過し、JASRACの菅原理事長は「反対はしない」とコメント。

[ITmedia]
photo 菅原瑞夫理事長

 違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ「著作権法改正案」が衆院を通過した6月15日、日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原瑞夫理事長は「権利者の言うことなので反対はしない」とし、「ライセンス許諾できている場所ができれば違法にはならない。そちらをビジネス的に進めるべき」とコメントした。

 日本レコード協会は正規に許諾された音楽配信であることを示す「エルマーク」(Lマーク)の導入を進めているほか、またエイベックスなどがCD音源をニコニコ動画で利用できるようにするといった動きもある。

 菅原理事長は「ライセンス許諾できている場所ができれば違法にはならない。そちらをビジネス的に進めるべき。そうするとおのずと悪いところが浮かび上がっていく。一般的な人の多くが使っているサイトが適法な状況になるのが一番いいのでは」と話している。

Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

- PR -

節電お役立ち情報(スマートジャパン)

news042.jpg

東日本大震災直後、電車は間引き運転を強いられた。その車内は照明が点灯することがなく...

news010.jpg

これまで大半の企業にとって、電力は買うものだった。しかし今後は余った電力を売れる時...

news083.jpg

7月1日から始まる「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に伴って、電力会社が買い取...