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2012年6月18日(月) 19:38 |
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震災避難者を集めコンサート
東日本大震災の後、埼玉から岡山に自主避難してきた三味線奏者・蝦名宇摩さんが、自分と同じ様に岡山に避難している人たちを集めてミニコンサートを開きました。
ミニコンサートはのどかな風景が広がる岡山市北区建部町で開かれました。 去年4月、埼玉から岡山に自主避難し、現在は瀬戸内市で暮らす津軽三味線の奏者、蝦名宇摩さんです。 自分と同じ様に岡山に避難し、生活している人たちと交流することで新たなつながりが出来ればと演奏を披露しました。 コンサートに訪れたのは、福島や関東から建部町に避難してきた人などおよそ10人です。 蝦名さんが奏でる調べにふるさとを思い出し涙する人もいました。 コンサートを開いた蝦名宇摩さんです。 岡山に避難したものの、地域になじめない人たちが気軽に参加し、多くの人と交流できるような場を今後も作っていきたいと考えています。 絆をつなぐ三味線の音―。 蝦名さんは、岡山に避難している人たちと協力し、多くの人に原発問題などについて考えてもらえるような取り組みを続けていきたいと話しています。
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