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2012年6月18日(月) 19:38 |
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岡山県庁でハンセン病回復者が語る
ハンセン病の回復者が自らの体験を語りました。 瀬戸内市長島にある国立ハンセン病療養所長島愛生園の入所者による講演会が、岡山県庁で開かれました。
ハンセン病への正しい理解を深め、人権について考えてもらおうと岡山県が開いた講演会です。 講師は、長島愛生園で入所者自治会の会長を務める中尾伸治さんです。 奈良県出身の中尾さんは、14歳の時に長島愛生園に入所して以来、64年間を療養所で過ごしてきました。 中尾さんは、自らが経験した偏見や差別について語りました。 講演会が開かれた岡山県庁1階ロビーには、今月29日まで、ハンセン病の歴史や入所者の暮らしぶりなどを伝えるパネルも展示されています。 岡山県では、ハンセン病についての啓発活動を今後も継続的に進めていくことにしています。
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