レイくんの樹海

ジロリアンの憂鬱

疲れる。しんどい。二郎に行きたい。

http://anond.hatelabo.jp/20120616105328


むかし、僕がインターネットの世界にのめり込んで行った時に、いくつか読んだブログがある。そのうちのひとつが、この作者が書いていたもの。確証はないけれど、たぶんそうだと思う。


といってもかつての僕は、面白いブログを自分で探し出す積極性も、熱量に反応するバイタリティーも完全に失われていたので、誰かがお勧めしていたのをそのまま受け入れるという感じで読んでいた。


惰性、惰性、馴れ。気がついた時には、そういったブログをReaderに入れていくつも読むようになっていた。回想しても「読んでいたなあ」という感想しかない。暇つぶし、インスタントな暇つぶし。それでも面白さを享受していた。ツイッターで拡散する事で読んだ対価を支払ったような錯覚に陥りながら、自分の時間を使いながら。


ふとなくなってしまう、死。こうして面白いものがなくなっていくのかと、地元から小さな本屋さんが消えたように思った。消える事、離れる事。ロクに挨拶もせずに、何も話さずに、失礼極まりない。無論自分の話。



話は変わる。某公立進学校からアメリカのコミュカレに行っていたものの日本に帰って来た人と最近仲良くなった。彼は僕が中国から帰って来た直後のような状態だった。端的に言うと、日本の空気みたいな存在を全否定し、攻撃的でどこかしら脱社会化しているような感じ。


それから今に至るまで彼とはよく話すのだが、話す度に思い起こされる事がある。ここはまだ書けないが。


「防衛的先送り」をする大学生たち http://little-ripple.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-3f9a.html


そんな折、上のような記事を読んだ。そして文中に出ていた本も読んでみた。

友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書)

• 作者: 土井隆義
• 出版社/メーカー: 筑摩書房
• 発売日: 2008/03
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なるほど、端的に言うならば「優しい関係」という一種の空気が「コミュニケーション」の大部分を占め、適切なコミュニケーション能力を磨く事が困難になっていると。それはコミットメントが必須とされ、そこから逃げる事が出来ない性格のものであると。


具体例が過剰で冗長だなあと思ったし、読み飛ばした箇所もあったが、日々感じていることに近い記述を多く見つける事ができたので有意義な本だった。Jャイアン先生が呟いていた事を思い出しながら、


「他者は、脅威とならない限りで、予想外の攻撃性や暴力性を発揮しない限りで、つまりは他者らしくふるまわない限りで、その存在が許されるのだ」


なるほどねえと思っていた。何がw


さて、1時になった。ギリシャの記事を見てから寝る。

Exit polls suggest
New Democracy 27%
Syriza 26.5%.

とtoo closeな感じらしい。さてさてどうなるのやら。


上司の言葉をまとめてみた。 - Everything You’ve Ever Dreamed http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20111122#1321952502


寝る前の腹筋の運動にはちょうど良かった。

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