最終更新日: 2011 年 9 月 20 日
XML Paper Specification (XPS) は、ユーザーおよび開発者に、堅牢かつオープンで信頼できる電子ペーパーの形式を提供します。XML Paper Specification では、ハードウェア、ソフトウェア、および人が読むことができる方法で電子ペーパーを記述できます。また、XPS ドキュメントは、印刷方法の向上、より簡単な共有、より強力なセキュリティ、および信頼性の高いアーカイブを実現します。
Microsoft は、XPS ベースのテクノロジを 2007 Microsoft Office システムおよび Microsoft Windows Vista オペレーティング システムに統合しましたが、XPS 自体はプラットフォームに依存せず、一般に公開されており、無償で使用できます。Microsoft は、XPS ベースのテクノロジを通じて、ドキュメントの付加価値を、ユーザーやパートナーの皆様、そしてコンピューティング業界にもたらします。
XPS (ハードウェア開発者向け)
Windows Vista における印刷では、Windows プラットフォームに対して次世代のドキュメント サービスが提供され、Windows ユーザーのための信頼性とパフォーマンスに優れた印刷機能と、パートナー各社様に革新をもたらす拡張性を備えたプラットフォームが提供されます。
プリンターの製造元の各社様は、Windows Vista の拡張性に優れた印刷アーキテクチャを使用し、XPS ドキュメントをサポートするプリンターやデバイス ドライバーにおいて下記の機能を提供できます。
向上したカラー印刷
高性能の印刷出力
向上したエンド ユーザー エクスペリエンス
向上したスプールとレンダリング
スキャナー デバイスの製造元の各社様は、スキャン時に XPS ドキュメントを生成し、ドキュメント取得中にデジタル署名を適用して権限を割り当てることができます。