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再処理工場3年半ぶり試運転 青森6月18日 20時41分
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東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、国の核燃料サイクル政策の見直しが進むなかで、政策の柱となっている青森県にある使用済み核燃料の再処理工場が、3年半ぶりに試運転を再開しました。
青森県六ヶ所村にある再処理工場は、原発の使用済み核燃料を再処理して燃料に使うプルトニウムを取り出す施設で、最終段階を迎えている試運転が相次ぐトラブルのため、平成20年12月から中断しています。
試運転は当初ことし1月ごろに再開する予定でしたが、高濃度の放射性物質の廃液を廃棄物にする工程で、ガラスを溶かして流したところ、管などが詰まるトラブルが発生し、延期されていました。
事業者の日本原燃は、管の中からレンガなどの異物を取り除いたうえ、先月から準備を進め、18日、模擬の廃液とガラスを混ぜる工程で作業を始めて、試運転を再開しました。
試運転の再開はおよそ3年半ぶりで、日本原燃は試運転を終了させたあと、ことし10月から本格稼働を予定していますが、トラブルによる遅れで予定どおりの稼働は極めて困難になっています。
国の核燃料サイクル政策は、先月、見直しの選択肢がまとまり、夏までに政策が決まる見通しですが、政策の柱となっている再処理工場が議論の途中で再開することに批判も出そうです。
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