核燃サイクル秘密会議:書き換え・隠蔽、ゆがむ政策 毎日新聞 2012年06月19日 02時30分(最終更新 06月19日 03時01分) 高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で、本社ヘリから望月亮一撮影 秘密会議にはもんじゅを運営する「日本原子力研究開発機構」幹部も出席した。原子力委が釈明する「データの提出依頼」などに限った場ではなく、関係省庁と利害関係者による意思決定の場だったことは明白だ。細野担当相は「核燃サイクルは民間がやっており、事業者から情報を取らないといけないことを理解してほしい」(12日の衆院予算委)と擁護するが、実態とかけ離れている。【小林直、太田誠一】 前のページへ 1 2 次のページへ