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民主合同会議紛糾、執行部に批判続出

TBS系(JNN) 6月19日(火)1時24分配信

 一番の難関はやはり党内の反対派のようです。民主党は18日夜、目指していた税と社会保障の一体改革の修正案の党内了承を持ち越しました。ニュース23クロスではこの激しい議論のやりとりの音声を独自に入手しました。

 当初は民主党本部で行われる予定だった合同会議ですが、急きょ広い会場のある都内のホテルに場所を移して行われることになりました。続々と集まった250人を超える民主党議員。先週、自民・公明両党と合意した修正協議の内容などについて民主党内の了承を求める会議が始まりました。

 しかし・・・多くの異論が出ることが予想された会議、報道陣は早々にシャットアウトされました。しかし、ニュース23クロスは会議の様子を録音した音声を入手しました。その中では・・・

 「3党合意として修正を加えたものもございます。新たに加えたものもございます。それを説明させていただき、ご議論していただいたうえでご了承いただきたい」(民主党 前原誠司政調会長)

 冒頭、出席者に理解を求めた前原政調会長。ですが・・・

 「この間の合同会議でも私たち申し上げましたけども、『笑止千万(前原氏の発言)』、いったい何ですか、それ。おかしいですよ、こんな発言。それから『公約違反の批判は無能の証し(前原氏の発言)』、これ、いったいどういうことですか」(森ゆうこ参院議員)

 小沢元代表に近い議員を中心に上がる厳しい批判の声。やはり会議は紛糾していました。

 「今日で了承を取りつけたいというのが前原政調会長の考えだが、このままでは絶対に認められない」(民主党〔慎重派〕 山田正彦元農林水産大臣)
 「3党合意をもう一度やり直すところにもっていく」(民主党〔慎重派〕 川内博史衆院議員)

 強い反発に執行部は18日中の了承取り付けを見送り。19日、前原氏が輿石幹事長と会談し、今後の進め方を話し合うことになりました。

 「衆議院の採決は21日までということで動いてきた。その日程感の中でどういう党内手続きを踏むか、あす輿石幹事長に報告して話し合いを持ちたい」(民主党 前原誠司政調会長)

 予想通り噴出した異論。民主党はまとまれるのでしょうか。(18日23:18)

最終更新:6月19日(火)5時37分

TBS News i

 

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