財産を私物化したという嘘について
テーマ:摂理的葛藤先ず考えなければならないことは、事実と意見を区別することです。
この考え方は、以前にも話題になりましたが、非常に重要かつ有効です。
どういう事実があり、そのような意見が形成されているのか。
根拠になり得るのは事実であり、意見は主観や誤解の場合もあります。
「財産」とはどの財産(動産、不動産)を指すのか。
「私物化」とはどういう状態(行為)を指すのか。
お父様も顯進様も郭先生も、もし仮に公的資産がご自分の名義になっていたとしても、自分の所有であるという観念は持っていない筈です。そもそも、ダンベリー以降、その教訓から個人名義の公的財産は存在しない筈です。
お父様がダンベリーに収監されたのは、
アメリカで統一教会が法人登録され、教会名義で口座を持っているのも関わらず、
お父様個人名義の口座を作ったからです。詳細はリンク先を参照下さい。
http://ameblo.jp/gildong/entry-11028320117.html
P氏らがお父様に「アメリカでは金持ちが尊敬されます」と口添えして、
お父様名義の銀行口座を開設し、さまざまな教会活動に活用した。
その管理が法的に十分でなかったために、検察に付け入られることになった。
そのような教訓から、UCIなどの財団を作り、個人名義を排除して
お父様をお守りするという考えがあります。
UCIや統一財団は、理事会によって運営されていますので、それらが管理する公的資産を理事長の個人所有であると言う人はいないでしょう。顯進様や郭先生が理事長職にあったことは事実ですが、個人所有というのは事実ではありません。そのような考えを持っていないことは容易に想像できます。
UCI名義を「所有」であると認識したのは、郭先生以外の幹部やK様でしょう。
幹部たちは、ダンベリーの教訓から、お父様名義をUCI名義や統一財団名義に改めていった経緯を熟知しながら、K様や○○に所有観念を煽った可能性があります。
財産がみんなUCI名義に書き換えられているぞ、K様の相続分は少ないぞ・・・と。
その背後には、パラダイムシフトを推進する顯進様に対して、荒野時代に得た既得権益を失いたくない幹部たちの思惑があったことは容易に想像できます。K様を後ろ盾にして既得権を維持し、継続的な利益を得ようという訳です。
ヨイドプロジェクトを見ればよく分ります。経済危機で困難だった頃はヨイド聖地に見向きもしなかったくせに、危機を脱してプロジェクトが成功する可能性が見えるや、食指をのばし、2006年頃には、お父様の指示に逆らって統一財団の理事を代え、前任理事がずさんな管理をしたとか嘘を撒いてヨイドプロジェクトを横取りしようとした。ヨイド、WT、WTA・・・全部同じ構図です。
財産は公的機関の所有名義であって個人所有ではありません。
横領したら横領罪で捕まります。裁判で罪状を問われているのは誰でしょうか。
盗人猛々しいとはこのことです。
公的機関の理事長は公的機関を私物化できません。
私物化とは「私的に流用している」という意味ですが、
「事実」として提示されたケースはただの一件もありません。
一方、勝算の無い訴訟に財団の資金を投入することは、必ずしも私物化とは呼べないかも知れませんが、個人の名誉毀損となると話は別です。しかも一審敗訴で嫌疑無しとの判決が出されている。嘘で固めた嘆願書で法廷を丸めようとしても無駄です。これこそが教会組織の私物化と言えるでしょう。
私物化しようとしたのは、所有権に執着したK様や幹部たちであり、
公的資産に対して、自分たちの欲望を投影しているに過ぎないと言えます。
日本でそういう噂話を信じる人も同じではないでしょうか。
本来、UCにはそういう文化は無かった筈です。
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エデンの園に宗教はありませんでした。国はありませんでした。
ですから、宗教を片付けてしまうのです。
この宗教が、カイン・アベルで血を流すようにしたのであり、
そこに相対する立場のつまらない文化に乗って世界を支配しようとしました。
それは違います。(本来は)文化は、正午定着し、
昼の時間になって影が無くならなければならないのですが、
歴史と共に正午定着していない文化が広がり、
その文化にそのまま乗って自分の所有権を継続しようとしたので、
統一教会がここに引っ掛かっています。
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2008年4月6日、第四十九回「真の父母の日」の記念式典におけるみ言
参考記事:噂の真相 http://ameblo.jp/ishinnomeikun/entry-11191023537.html
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1 ■無題
お父様と郭先生を比べて、所有観念がないと主張するのはどうかと思います。疑問です。お父様には確かに所有観念はありませんが、郭先生の所有観念はすごいと思います。個人財産がすごすぎます。役職を沢山持って、全て収入が入るようにし、個人資産は・・・、大統領選挙に出ると年収や資産が公開され、大変なことになってしまうので頑なに拒んだということを聞きました。御子女様に所有観念が無いのは納得できますが、郭先生はお金の亡者なのだと思いますが・・・。国進様は御父母様と教会員のために戦っているのであり、私的感情はないと思いますが、gildongはかなり偏ったものの見方をしていると思います。