ヤミ金業者に口座を譲り渡したとされる警察官は、「パチンコの借金で悩んでいた」と話しています。

 埼玉県警浦和西警察署の交通課に所属する巡査部長の男(49)は去年11月、銀行で作った通帳とキャッシュカードをヤミ金業者に譲り渡し、現金5万4000円の融資を受けたとして書類送検されました。埼玉県警によりますと、2月、巡査部長が無断欠勤したため事情を聴いたところ、「パチンコで負けて借金し、返済に悩んでいた。ヤミ金から金を借りるため通帳を譲り渡した」と話したということです。巡査部長は、2000年ごろからパチンコにのめり込み、同僚5人に約350万円の借金をしていました。巡査部長は、本日付で懲戒免職処分となっています。

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