日刊インテル

2012年06月18日

リービング・インテル

マイコンに1000万ユーロで、レアル・マドリーがあと一歩。モラッティは年棒を減らしたい：ジュリオ・セーザルとスナイデルの将来は不確実。カスタイニョスはウエストハム。

ミラノ 6月16日 - 様々な動きがある中、インテルの選手放出が始まろうとしている。ゴラン・パンデフの売却で800万ユーロを集金した後、ネラッズーリはマイコンとカスタイニョスでさらに金庫を満たす予定だ。モラッティのプランでは、ブランカとアウシリオが年棒の削減という改革に着手する。フォルラン、ルシオの放出は決定的だろう。ジュリオ・セーザル、パッツィーニ、スナイデルの将来はまだ不確実だ。

去る - 最も近いサヨナラはカスタイニョス、ルシオ、そしてマイコンになる。最後のブラジル人選手は、チェルシーやレアル・マドリードが強い関心を寄せている。価格は1000万ユーロになるだろう。2年前は2500万ユーロを下らなかったが、7月26日には31歳になるマイコンは、来シーズン終了と共に契約が切れてしまう。また年棒も400万ユーロと高額だ。移籍金1000万ユーロに年棒を加えれば、1800万ユーロがグロスになる計算である。カスタイニョスのケースは少し異なる。ウェストハム、スウォンジー、PSV、フェイエノールト、ホッフェンハイムが競合している状態だ。その中でもウェストハムは800万ユーロを提示している。これを突っぱねるのは難しいだろう。34歳のルシオは、昨日次のようにコメントしている。「フェネルバフチェに行くと思うけど、最後はインテルが決めることだ。」 契約はあと2年の残っているが、年間400万ユーロの年棒が削減できれば、合計1600万ユーロをセーブできる。

（※注）イタリアでは税抜き後の手取り金額を「年棒」と表記するため、例えば400万ユーロのマイコンの場合、インテルは800万ユーロを支払っている計算になります。だから移籍金が1000万ユーロであれば、合計1800万ユーロがプラス収支となるわけです。


年棒解放 - 同じく年棒400万ユーロのフォルランは、昨シーズンのパフォーマンスでは買い手がつかない。高給に関して言えば、そのリストのトップにいるのはウェズレイ・スナイデルである。残り3シーズンの契約は年棒600万ユーロだ。放出すれば3600万ユーロのグロスを解放する事ができる。9月に33歳になるジュリオ・セーザルは、年棒450万ユーロで2年の契約を残している。しかしハンダノヴィッチの噂をかぎつけると、5月25日におこなわれたクルヴァ・ノルド感謝祭ですぐに残留を希望していることを繰り返した。しかし彼の妻スサーナ・ワーナーは、昨日ツイッターで「何が起こるか分からない」とつぶやいている。次にパッツィーニだが、彼の年棒は250万ユーロと比較的安い。インテルは1200～1300万ユーロ以下では手放したくないが、簡単ではないことである。

可能な到着 - 重要な選手の放出を考えているインテルは、もちろん獲得も狙っている。今のことろポルトからグアリン、サンプドリアからポリ、ジェノアからパラシオを購入した。次はロッソブルのデストロ、コラロフ、ドビュッシーがターゲットになる。


フルバック - シティは26歳のセルビア人への800万ユーロのオファーを拒否した。元ラツィオのディフェンダーの年棒は、ボーナスを加えれば500万ユーロに届く。しかし多くのビッグクラブが欲しがる存在だ。ドビュッシーはユーロの活躍次第で価格が変動する可能性がある。リール会長はすでに「売るつもりはない」というようなコメントを出し始めた。

ソース：La Gazzetta dello Sport

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posted by マサト ｜16:09 | 移籍市場 | コメント(0) | トラックバック(0)