人間失格 ノンフィクションストーリー 女と金

29歳の夏。 これまでの恋愛遍歴や女性との出会い、また借金を抱えた20代を赤裸々に綴る。 尚、この記事はノンフィクションである。

2011年06月

再開

別れてから2ヶ月ぐらいしたときかな。連絡は続けていて、遊ぶことになった。たしか、Nさんが泊る準備をして俺の家に来てくれたと思う。ファミレスで飯食って酒とか買って帰った。
また曖昧な記憶だけど、その時「よりを戻そう」みたいな話をしたんだと思う。
Nさんは「まだ、100%好きじゃないけど頑張ってみる」みたいな話をしていた気がする。
そこからまた、たまに会ってSEXしてというような生活が続いた。

俺の気持ちはまだまだ熱く、Nさんに対しては思い入れが強かった。こっそり携帯を見るのも続いた。やっぱり元カレの存在がどうなっているのか気になった。

あるとき、Nさんの携帯を見たら、俺と別れた9月の後半にディズニーランドに行っていた。
一緒に行ったのは同じ部署の友達だった。
その時のメールには元カレにミニーちゃんの耳飾りをつけた自分の姿を写真に撮って添付していた。
元彼からの返信は「滅殺」とかそっけない物だったと思う。
でもNさんは「○○ちゃーん」とか相手の気を引く言葉を入れていた。
そこでもまた、落ち込んだが、よりは戻っていないと信じていた。


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1回目の別れ

秋ぐらいかな、確か仕事終わったNさんが俺の家来て、仕事のこと愚痴ってた。
んで、いきなり「今からS市(Nさんの専門時代にいた場所、他県)に行こう」ってなった。車で2時間半かかる。夜中にS市について回転寿司食って、ラブホテルに泊まったのを覚えてる。
次の日はNさんの専門学校時代の友達と一緒に遊ぶことになった。S市内を歩いて回りショッピングをした。その友達からは「がんばってね」みたいなことを言われた気がする。
その日に家に帰ってきていつものように別れた。

同じ月の月末あたりに、いきさつはよく覚えてないけどNさんから「気持ちが分からなくなったから、友達に戻りたい」みたいなことを言われた。多分抵抗はしたけど、了承した。その時「今は100%好きじゃない、好きになったらよりを戻す可能性ある」みたいな会話をしていたと思う。
んで、1回別れた。

元カレの存在

誕生日から何日か過ぎて、家で遊んだり、焼き肉食べに行ったりしてた。
俺の家で遊んでいるとき、Nさんの携帯が鳴った。
最初は男友達かな?って思ったけど、結構頻回に鳴ってたと思う。
表示はあだ名みたいなので登録していたんだと思う。「○○ちゃん」みたいな感じだった。

ある日、Nさんの携帯を二人でいじって遊んでいたら、候補入力っていうのかな、「あ」って打つと今まで打ったりした内容が候補として表示されるやつ。それに「よりを戻そう」ってでてきた。
Nさんに問い詰めたら「元カレに言われた、けどちゃんと断った」って言ってた。
そこから元カレの存在がかなり気になりだした。

またある日、元カレとの経緯をNさんに聞いた。中学の時の友達で、色々相談に乗ってもらってたって。高校3年の時付き合い初めて専門学校を卒業するまでの約3年付き合ったと。Nさんも他県のS市の専門学校行って、元カレもS市の別の専門学校行ってたって。
んで、別れても体だけの関係は続いてたと。
結構ショックだった。かなり好きになって夢中になってたから。
その時は何の気なしに二人して笑いながら話してた。話の流れで「今までHしたのは何人ぐらい」って聞いたら俺が二人目だと。

また別の日に二人でベッドに横になってた時「もし元カレがまたより戻そうって言ったらどうする?」って聞いたら「戻さない」ってNさんが答えた。
んで、俺もしつこくNさんに抱きついて「こうやって元カレが来たらどうする?」って言ったらNさんがこっち向いて涙流し始めた。無言だった。

俺の家にいても結構元カレから電話が来ていた。着信見た俺がイライラしてNさんの携帯投げたりして怒られた。その頃からかな、Nさんの携帯チェックしだしたのは。まあ最低だったよ俺。どうにかしてた。
Nさんがお風呂とかトイレ行っている隙に携帯の着信とか見た。
買い物行っている時も、Nさんの荷物持ってあげてトイレ行くとか言って勝手に携帯見てた。
やっぱり元カレからの着信は多かった。なんかやるせない気持ちになった。
ある時からNさんは携帯にロックかけるようになった。「落としたら大変だから」とか言ってた。
多分俺が見てるの気付いたんだと思う。
でも暗証番号は簡単で俺はロック外してまた見てた。
俺は納得できなかった。
なんか二股のような、都合のいい男のような。

誕生日

それから頻繁に俺ん家にNさんが来るようになった。
来てはSEXして、飯食って次の日に仕事に行った。
Nさんが夜勤開けの時は俺の家の合鍵渡して待っててもらった。たまに連絡もしていないのに食材かっていきなり来てくれたこともあった。嬉しかった。単純に嬉しかった。

NさんとのSEXは今までに味わったことのないもので、それが自分の気持ちを加速させた。
いつも会うと「好きだよ」とか言ったり、「俺のこと好き?」とか聞いてた。ほんとにたくさん愛の言葉を言って、Nさんが俺のこと好きなのか聞いてた。たくさん聞いてた。

街に飲みに行ったりした時は「彼氏とお酒飲めるのが嬉しい」とか言ってくれた。

付き合ってから1ヶ月ぐらいしたら、俺の誕生日がやってきた。
Nさんはポールスミスのキーケースをくれた。嬉しかった。
んで、ケーキも食べて、Nさんが料理もちらし寿司作ってくれた。
その夜もめいいっぱい愛した。疲れるぐらい、明け方になっても何度も何度もNさんを抱いた。
次の日は遊園地に遊びに行った。二人とも道がわからなくてNさんの友達に聞いたりしてなんとかたどり着けた。遊園地で遊んで帰りはなんか食べようって思ってソバ食べた。
なんかもっとおしゃれなカフェとか行けばよかったけど。俺も知らなかった。

Nさんと別れるときは車の中でキスをした。たくさんした。
まだまだうかれてた。毎日がとても楽しかった。


出会い

まず、人生で最も熱くなり、それでいて引きずった遍歴を紹介しよう。

22歳で専門学校を卒業した俺は、他県のある企業に就職した。その企業には同級生や先輩もいてなんとかやっていけると思ったからだ。
入職して2ヶ月、右も左も分からない若造がちょっと、ほんの少しだけ動けるようになり仕事も楽しさが垣間見えた時だった。
そんな時、他部署との新人同士で親睦会をしようと誘いがあった。その時は彼女が既におり、自分の部署からの男性参加者は俺だけ。あまり気乗りはしなかったが、とりあえずありったけのおしゃれをして参加することになった。

参加してみるとやはり男性は少ない。何を話したらいいのかわかないまま時間が過ぎた時、たまたま隣に座ったNさんと少し話をした。
第一印象は小柄で可愛く、とても気の利く女性だと思った。ビールは注いでくれ、料理も積極的に取り分けてくれた。
詳細な流れは忘れたがその時アドレスを交換したことは確かだ。んで、帰宅してから何の気なしに「楽しかったね」なんてメールをしたものだ。

仕事場では部署が違い、俺がよく行く部署でもなかったのであまり会わずにいた。

俺が休みの日に暇を持て余して家の近くのパチンコ屋にいってスロットを打っていた時だった。
メールが入り、「今夜勤明け」だと。「暇している」とだった。
思いきって「じゃあどっか行く?」と誘ってみたら、迷うことなくOKだった。
その時は車で30~40分ぐらいの所にある工芸品を大々的に販売している店とか、海外の特産物とか売っている道の駅みたいな所とかに行って、二人でソフトクリームを食べた。
帰り道とかなんかたくさんしゃべって、流れで俺の家でゆっくりすることになり。家で少し話した。
俺も下心あったし、帰り際にキスを迫ったら、軽いキスだったけど応じてくれた。
その時は多分「彼氏はいない」って言っていたと思う。でも俺は正直に「彼女はいる」って答えたと思う。
んその後割と頻繁にメールが来るようになって、だんだん彼女に惹かれる自分がいた覚えがある。

とりあえず、今はここまで。また投稿します。
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