2012年06月05日

震災がれき 三条市は地元の合意を否定

三条市では、きちんとした市民への説明会がないまま、焼却場がある地元住民の不安の声を無視した形で、がれきの試験焼却が行われようとしています。

本日6月5日 三条市環境課に問い合わせしたところ、
「100ベクレル以下の瓦礫は 普通のゴミと同じだから説明会はしません」
外部からの講師による学習会ではなく 説明会をやってほしいと希望者が複数いた
試験焼却の前に説明会を行ってほしいとお願いしたが説明会はしないと市役所職員は断言した

焼却場がある地元住民にも同じ対応
福島新田の地元説明会で三条市の職員の発言 「 震災がれきは100ベクレル以下で自然のがれきと変わらない安全なものだから、地元の合意を得られなくても法律に基づき処理をする
法律に基づき処理をする 市長が政治家であるのなら基となる法律を示す責任があるはずです

環境省から補助金を受けてガス化溶融炉を建設、環境省が推奨するDBO方式を採用し、
環境省から瓦礫交付金もらって地元住民や市民の反対する放射能を帯びた瓦礫を焼却する
焼却炉は発電設備を併設しているので発電した電気を三条エコクリエイションは電力会社に売り
瓦礫などゴミを沢山燃やすほど熔融炉を建てた三菱重工関連の三条エコクリエイションが儲かる

溶融炉.jpg

7月に完成する流動床式ガス化溶融炉、三条市の身の丈に合わないまるで原子力発電所
ものすごく嫌な建物だと思った、建設中の看板の中に、エムテック 福島県白河市本沼宮久保23 
不気味だなと思い調べたら、東京電力 福島第一原子力発電所の建屋の外壁の会社でした。

4.jpg

 
この記事へのコメント
初めてメールします。
震災がれき広域処理に懸念を表し、4、5月に三条、新潟市で環境科学専門・元滋賀大学非常勤講師の関口鉄夫先生による学習会を開催してきました。4月に結成された新潟県内に広く参加者を持つ市民グループです。
6/8には道心坂処分場周辺の井戸と五十嵐川の水質調査をして、施設近くの排水口からは高い水質汚染値が測定されました。施設管理の現状にそもそも問題がある可能性が大きく、そこに震災がれきの焼却灰を埋め立てることはさらなる汚染の恐れが考えられます。
近く三条市に関連書類の提出を要請します。
多くの三条市民が関心を持ち、行動することが求められます。一緒に動ける方は是非、ご一報ください。
未来の生活を考える会
阿部
TEL:080-6607-6940
e-mail(携帯):hepati@ezweb.ne.jp
Posted by 未来の生活を考える会 at 2012年06月10日 04:24
コメントの書き込みありがとうございます コメント公開いたしました
5月に1度だけ阿部さんとお会いして話をしました、きれいで素敵な方でしたネ。
三条市では事の重大性を知らない人がいたり、反対だけど行動方法がわからない仕方がないと、あきらめる人もいます。

電話番号は公開しない方が良かったでしょうか、電話番号を消す事もできます

電話番号削除が必要でしたらコメント入れて下さい
Posted by 泣き虫 at 2012年06月10日 20:14
訪問とコメントありがとうございます

福島原発から近い距離でありながら、地形と風向きに奇跡的に守られた新潟
絶滅した朱鷺が再び自然界に飛び立ち、豊な自然と人と動物の共存、環境を守る新潟・・・震災瓦礫を大量に持ち込み、バグフィルターの安全根拠が無いのに99.9%除去すると言って焼却し、屋根のない処分場に埋める行為は、少なからず新潟の環境を破壊すると思うと悲しいです。

被災地の人達を助ける方法は瓦礫を受け入れのではなく、被災地から避難する人達を受け入れる事

がれき広域処理に1兆円もの税金を注ぎ込んで、環境を破壊し、1兆円に群がる産廃業者が復興景気に沸く・・・
瓦礫を受け入れて日本全国が被災地の痛みを分かち合い、日本全国の子ども達にも同じリスクを背負いましょうと強引に進める瓦礫広域処理には反対です

津波による震災瓦礫を高温で焼却すると放射性物質の危険だけでなく有害化学物質が発生する
焼却灰を道心坂に埋め セシウム流出防止ネットでも集中豪雨で冠水したら五十嵐川に流れ出るのは避けられない
焼却場の近くに住み 毎日その煙を見て暮らす地域住民の不安や悲しさを無視するやり方も反対です
Posted by 泣き虫 at 2012年06月10日 20:42
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