サムスン電子社長団、一斉にシリコンバレー訪問

 サムスン電子の社長団が一斉に米シリコンバレーを訪問し、現地企業の成功例や創意性について視察を行う。

 同社によると、尹富根(ユン・ブグン)テレビ担当社長、申宗均(シン・ジョンギュン)携帯電話担当社長、キム・ヒョンソク映像ディスプレー事業部長(副社長)、韓明燮(ハン・ミョンソプ)デジタルイメージング事業部長(専務)ら主要製品を統括する事業部トップが今週、一斉にシリコンバレーに出張するという。

 サムスン電子の経営陣が、特に大きなイベントがないにもかかわらず、同一地域に1週間以上出張するのは異例だ。同社関係者は「社長団はシリコンバレーの有望ベンチャー企業数カ所を訪ね、創意的なアイデアを得るとともに、協力についても話し合う」と説明した。

 今回の出張は、崔志成(チェ・ジソン)副会長が今月7日、サムスングループの未来戦略室長に異動する前、シリコンバレーの企業の戦略や創意性を積極的に参考にするよう指示したのに伴うものだという。

卓相勲(タク・サンフン)記者
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