米ジョージア州アトランタでマッサージ師の韓国人の女が売春で3回逮捕されていたことが15日、報じられた。
地元紙アトランタ・ジャーナルは「アトランタ北部ノークロスの『Pスパ』で働く女が12日、『類似性行為』を提供した疑いで逮捕されたが、保釈金を支払い釈放された」と報道じた。この女は韓国人密集地域ダルースに居住、2009年4月に続き逮捕は3回目だ。アトランタ一帯の各自治体は「マッサージ店(風俗店)との戦争」を、在米韓国人コミュニティーは自浄運動を展開している。
昨年11月、米ニュース専門放送局MSNBCが放送した番組『性の奴隷(Sex Slaves)』は、サンフランシスコのマッサージ店で半裸になった若い東洋系の女7人が取り締まりで逮捕され、韓国のパスポートを手渡す様子を報じた。
米国国内の全国向け放送で「在米韓国人による性売買」にスポットを当てたケースはほかにもある。CNN放送は最近、サンフランシスコで売春をしている韓国人の女「スー」について取り上げた。スーは6年前に就職あっせんブローカーに7000ドル(現在のレートで約55万円)を払って米国に入国、売春組織に引き渡され、「性の奴隷」として働いたことを告白した。