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いわき・釜戸川でアユの稚魚放流 児童の歓声響く
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アユの稚魚を放流する子どもたち
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いわき市渡辺町を流れる釜戸川で25日、アユの稚魚の放流が行われ、参加した渡辺小の児童たちの歓声が川辺に響いた。
釜戸川を守る会(鈴木清美会長)が毎年、同校の1年生を対象に、美しい自然を守り、古里を愛する気持ちを育んでもらおうと実施していたが、昨年は放射線の問題で中止。2年ぶりのアユ稚魚放流となった。
同校の1年生と、昨年は参加できなかった2年生の計約20人が参加。児童たちはワクワクしたような表情を浮かべながら、アユ稚魚を次々に川に放流した。遠藤華凛さん(2年)は「楽しかった」と笑顔を見せた。児童たちには頑張った「ごほうび」として、同会からカブトムシの幼虫が贈られた。
鈴木会長は「子どもたちが元気に喜ぶ姿が見られてよかった。できる範囲で今後も続けていきたい」と話した。
(2012年5月26日 福島民友トピックス)
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