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最終更新:2012年6月18日(月) 5時16分

オスプレイ配備に反対、宜野湾市民大会

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 アメリカ海兵隊の新型輸送機「オスプレイ」の普天間基地への配備に反対する市民大会が、基地のある沖縄県宜野湾市で開かれました。

 市民大会は、日米両政府が来月にも計画している「オスプレイ」の普天間基地への配備に反対しようと宜野湾市などが開催し、主催者発表で、およそ5200人が参加しました。開発段階で事故が相次いだオスプレイは今年4月、モロッコで墜落し、海兵隊員4人が死傷したほか、今月13日には空軍のオスプレイも墜落事故を起こしています。

 「安全性が懸念されるオスプレイが配備されようとしていることについて、日米両政府に直ちに中止するよう求める」(大会実行委員長・佐喜真 宜野湾市長)

 「もし米軍が日本の有事の際に守ってくれるとしても、平和な日常で私たちに危険が及ぶのなら何の価値もありません」(高校生代表・喜屋武雅さん)

 「オスプレイは欠陥だらけ、何度も事故を起こしている。これは大変だという気持ちで参加しました」
 「子どもたちの将来のことを考えたら、そのままにしておきたくない」(大会参加者)

 オスプレイ配備には、沖縄県の仲井真知事も強く反対しており、近く佐喜真市長とともに上京し、政府に直接要請することにしています。(17日20:00)