亀岡暴走少年を起訴　危険運転罪は見送り

京都府亀岡市で児童ら１０人が死傷した事故で京都地検は１７日、１８歳の少年を逮捕容疑と同じ自動車運転過失致死傷の罪などで起訴した。少年審判で検察官送致となった１８歳の少年に対し、遺族らがより最高刑の重い危険運転致死傷罪で起訴するよう求めていた。これに対し京都地検は「事故は居眠り運転が原因」で自動車運転過失致死傷の適用が相当と判断し、警察の逮捕容疑の通り起訴した。遺族らは、少年が無免許運転を繰り返すことで運転技能を習得し、そのために危険運転罪が適用できないのは法律の矛盾だと話している。(06/17 19:03)