NHK京都府のニュース　京都放送局

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自動車運転過失致死傷罪で起訴

亀岡市で小学生の列に車が突っ込み、１０人が死傷した事故で、運転していた１８歳の少年が刑事処分が相当として家庭裁判所から送り返されたのを受けて、京都地方検察庁は、自動車運転過失致死傷などの罪で少年を起訴しました。遺族が求めていたより刑の重い危険運転致死傷罪の適用は見送りました。
ことし４月、亀岡市で起きた事故では、集団登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込んで小学生など３人が死亡し、７人が重軽傷を負いました。
無免許で運転していた１８歳の無職の少年は逮捕された後、家庭裁判所の審判で、「事故の重大さや悪質さから刑事処分が相当」として検察庁に送り返されていました。これを受けて京都地方検察庁は、運転中に居眠りをして事故を起こしたとして、少年を自動車運転過失致死傷などの罪で起訴しました。捜査関係者によりますと、少年は調べに対し、居眠り運転をしたことを認めているということです。この事故をめぐっては、遺族らが、より刑の重い危険運転致死傷罪の適用を求めておよそ２１万人分の署名を検察庁に提出していましたが、検察は、運転が未熟など「危険運転」に当てはまる事情がないとして、適用を見送りました。

06月17日　18時44分

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