NHK京都府のニュース　京都放送局

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遺族に起訴内容などを説明

京都地方検察庁は少年の起訴にあたって、遺族らに対し、危険運転致死傷罪の適用を見送った理由などを説明しました。
検察が開いた説明会には事故で死亡した小学２年生の小谷真緒さん（７）、小学３年生の横山奈緒さん（８）、それに小学生に付き添っていた松村幸姫さん（２６）の遺族などが出席し、遺影を手に検察庁の建物に入りました。
出席者によりますと、説明会で検察は、危険運転致死傷罪の適用を見送った理由として、事故の原因が少年の居眠りによる過失と判断したことや、無免許運転だったものの運転する能力に未熟な点が見られず、「危険運転」に該当しないと判断したと説明したということです。
事故の遺族のうち小学２年生の、小谷真緒さん（７）の父親の真樹さんは「望んだ結果にならなくて悔しい。市民感覚と法律の間にずれがあり、矛盾を感じた。法の改正についてできることをしていかなければという決意が固まった」と話していました。
また、松村幸姫さん（２６）の父親の中江美則さんは「危険運転致死傷罪が適用されず残念で仕方ない。もっと時間をかけて証拠を集めて欲しかった」と話していました。

06月17日　17時57分

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