ご祈願・祈祷の寺、大法螺窟。本尊、虚空蔵菩薩様、大聖歓喜双身天王さま。古くから霊験あらたかなお寺として信仰を集めている。そのむかし、弘法大師さまがご修行の時、虚空蔵求聞持法を修すため一夜にして建立したと伝えられる。ありがたい由緒縁起のある寺院。 慈雲尊者の雲傳神道と正法律を今に伝える。天如俊山(閑々子)の伝記や「大悲放生門」「放生明験記」の著者、僧龍上人(大法螺窟と名乗る)の旧跡より御祈祷僧が、ひととなるみちを語りごとする。 毎月16日・夜7時ごろより大聖歓喜天・双身毘沙門天、太元帥明王、加持祈祷・法話会を厳修。今日も、大法螺の音が響き渡る!谷響きを惜しまず!フフフ・・・
2012年5月16日水曜日
利益だけを追求する者・・
ご利益、ご利益、ご利益・・・そう言って、拝みまくる者。却って、天罰が下る。大黒天さまは、のらくら者のあたま打つ槌を、振り上げていらっしゃる・・さりとても、石に布団は着せられぬというのに、モクレン尊者ですら、食べるもの、飲むもので、餓鬼道から母を救うことができなかったというのに、、下手な鉄砲も中るもんだと喜んでいる・・・大法螺窟の信者さんたちは、気が触れたように拝み込んだりもしないし、得意げな顔をして自分たちの信仰を語ることもない。「拈華微笑」の意味を知り、天の道に恥じるようなことをせず、合掌低頭の意味を知っている。真言に通達するものは、利益を追求することだけが祈りではないことを知っている。お寺に行けば、何かもらえる。何かしてくれる。現代人は、そんなふうに思ってお参りする人が多いようだ・・「黙って座れば、ピタリと当たる!」そんな占いごとだけを信じているのだろうか・・・今日はご縁日。なにかしら、いいことがあるのか。みな、ニコニコしながら手を合わせにやってくる。。
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