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【社会】

生保、加入照会に全面協力 保険金殺人見逃し防止で

2012年6月17日 18時24分

 保険金殺人の見逃し防止を目的に生命保険業界が、死因や事件性が判然としない「変死体」に関する警察からの生命保険加入状況の照会要請に全面的に協力することが17日、分かった。同日までに業界団体の生命保険協会が理事会で決めた。来年4月からの実施を目指す。

 年間の照会件数は、従来の4倍近い約2万7千件に増える見通しで、これまで生保各社が個別に応じてきた照会方法を見直し、生命保険協会が一元的に対応できるよう、システムや人員の整備を進める。

 警察庁によると、1998年以降に発覚した犯罪死の見逃し45件のうち、16件が保険金目的の殺人事件だった。

(共同)
 

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