
腱鞘炎には、主に手首の親指側に痛みの出るドゥケルバン腱鞘炎と呼ばれるものと、指の付け根に起こることの多い弾発指(通称バネ指)の2種類があります。
1.ドゥケルバン腱鞘炎とは
手首の親指側に出る痛み、炎症の出ている局所の脹れや強い圧痛(押したときの痛み)があります。日常的に重いものを持ったり、手首を使いすぎた場合に多く起こります。
2.弾発指(バネ指)とは
指を曲げた際に突然引っかかってしまい、無理に伸ばそうとするとバネのようにカクンと戻ってしまいます。その際には強い痛みを伴うこともあり、ひどい状態になると自分では指を伸ばすことができなくなることもあります。これは使いすぎにより腱と、それを包む腱鞘が炎症を起こして脹れてしまい、スムーズに動かなくなってしまった場合に発生します。普段仕事でキーボードをよく打つ仕事をする方に起こりやすい症状です。比較的、女性に起こることが多いとも言われています。 |