イベント案内

150年の歴史を誇るモナコ王国の『至宝』初来日!     西本智実 指揮 モンテカルロ フィルハーモニー管弦楽団  会場:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ

2008年6月19日(木) 18:30開場 19:00開演

プログラム

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調
「新世界より」op.95

チケット料金/全席指定

GS席 \10,000円 S席 \8,000
A席 \6,000円 B席 \4,000

学生 2,000円(当日指定/25才以下の学生の方)
チケットは完売いたしました。

チケット発売/一般発売

2008年322日(
emo倶楽部先行発売
3/15土10:00〜(会員割引10%)

【チケット取扱】
● iichiko総合文化センター インフォメーション(窓口販売のみ)
● チケットぴあ(Pコード:282-656)TEL.0570-02-9999/トキハ会館/トキハ別府店/ファミリーマート各店
● ローソンチケット(Lコード:81451)TEL.0570-084-008/別府ヱトウ南海堂/ローソン各店
● 中央町プレイガイド「ビートパワー」TEL.097-538-1386

主催/財団法人 大分県文化スポーツ振興財団 (TEL.097-533-4004) 後援/TOSテレビ大分

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団 写真 1856年、舞踏会場でワルツ、ポルカ、マズルカなどを演奏するために創設された楽団が前身で、モナコ王室の庇護の下その規模を拡大し創設150周年を迎えた。
 戦前、リヒャルト・シュトラウスが自作曲の指揮のため訪れ、戦後はルビンシュタイン、ホロヴィッツ、メニューイン、スターン、ランバルなどがソリストとして共演、指揮者ではミュンシュ、ビーチャム、バーンスタイン、コンドラシンなど錚々たる顔ぶれが登場している。
 1967年から5年間、音楽の魔術師と異名をとったマルケヴィッチが音楽監督として楽団の水準を引き上げ、73年からはマタチッチがその後を継いだ。90年以降は、ジェルメッティ、デ・プリースト、ヤノフスキといった現代音楽界を代表する俊英指揮者が音楽監督を務める。アメリカ、ドイツ、イギリス等への演奏旅行のほか、プラハの春、エクサンプロヴァンス、ドレスデン、リヨン等国際的な音楽祭へもたびたび招かれ素晴らしい演奏を披露している。

ロシアからアルプスを越えて―西本智実が切り拓く“新世界”

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団 会場林田直樹(音楽評論家)
2007年は、かねてからロシアから東欧・中欧へと活動の場を進めたいと語っていた指揮者・西本智実にとって、西進への足がかりをつかんだ年となった。4月18日にはリンツ・ブリックナー管の定期演奏会、9月16日には今度はモンテカルロ・フィルのシーズン開幕の特別公演に登場した。このうち筆者はモンテカルロ・フィルのライヴ録音を参考までに聴くことができた。曲目はビゼーの「カルメン」第1組曲とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」がメイン。どちらも引き締まったフォームの中で随所に新鮮な表情の描き分けがあり、豊かな音楽的息吹の感じられる好演であった。モンテカルロ・フィルは私たち日本人には馴染みが薄いが、実は150年以上もの歴史を持ちヨーロッパでも屈指の伝統を誇る名門である。
聴いた印象としては、弦のロマンティックな歌い方などかなりハートの熱さ も感じさせるし、機械的な正確さよりも情諸面を重視する、なかなか個性的なタイプのオーケストラである。
 この魅惑的な楽器を得て、西本がどのような音楽を奏でるかは、大いに興味をそそられる。さらに今回のツアーでは、ピアノの関本昌平、ギターの村治奏一という新しい世代のソリストを迎えるのも注目。感受性の若々しい演奏家が参加することは、オーケストラにとって想像以上に好影響を与えるし、支え役に回る西本のサポートぷりも楽しみである。

西本智実(指揮) CONDUCTOR

西本智実 大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業。1996年ロシア国立サンクトペルプルク音楽院に留学。98年京都市交響楽団を指揮し、日本デビュー。2002年ロシア・ポリショイ交響楽団ミレニウムの首席指揮者に就任し(〜04年)、以後、チャイコフスキー記念財団ロシア交響楽団芸術監督・首席指揮者(04〜07年)、ムソルグスキー記念サンクトペルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場首席客演指揮者(04〜06年)に相次いで就任するなど、ロシアでの指揮者としての地歩を固めた。05年8月「プラハ・プロムズ2005国際音楽祭」でチェコ・ナショナル交響楽団を指揮。06年5月、クリン市チャイコフスキーの家博物館記念ホールにて「ジーズニ」全楽章初演、その後日本国内7ヶ所(8公演)で講演。06年10月、ハンガリー国立歌劇場来日公演で「トスカ」を、07年10月プラハ国立歌劇場「椿姫」を指揮するなど、オペラ指揮者としてぼ評価も高い。07年4月オーストリアのブルックナーハウスにおいてブルックナー管弦楽団定期演奏を指揮。9月モナコでのモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団との公演では大成功を収めた。07年より世界経済フォーラムのヤンググローバルリーダーを務める。

西本智実H.P. http://www.tomomi-n.com/

村治奏一(ギター) GUITAR

村治奏一 1982年生まれ。幼少よりギターを父・昇の手ほどきで始め、福田進一、鈴木大介に師事。 93年のジュニア・ギター・コンクールをはじめ、97年クラシカル・ギター・音楽コンクール、同 年の第41回東京国際ギター・コンクールなどで優勝。99年に渡米し、ニューイングランド音 楽祭でD・ライスナー、E・フィスクに師事。2003年6月「シャコンヌ」でCDデビュー。9月、NY のマンハッタン音楽院に進学。2006年3月ワシントン・ケネディーセンターにて本格的米国デ ビュー。その模様はインターネットで全世界に発信された。現在も同音楽院に在籍し、D・ス タロビンに師事。

【備考】
● 開演しますと、客席への入場を制限いたします。お早めにご来場ください。
● 一度購されたチケットの払い戻し・交換等はできません。
● 未就学児のご入場はお断りします。
● 託児サービスをご利用いただけます。
  (要予約:満1歳以上の未就学児対象)有料:お一人様2,100円。6月16日(月)17時までに主催者へ直接お申込み下さい。
● 車椅子席のお問い合わせ・ご予約は、主催者へ直接お申込みください。
● 公演の内容等は、やむを得ない事情により変更になる場合があります。

【主催・問合せ】
団法人 大分県文化スポーツ振興財団(TEL:097-533-4004)大分市高砂町2-33 OASISひろば21内
ホームページ http://www.emo.or.jp

 iichiko総合文化センタートップページへ戻る