before it's too late

2012年6月17日(日)

新旧共生

先日松江市内のラーメン屋さんで耳にした会話。
「昔の子供は、勝美屋（国道9号線沿いにあった中華そば屋）とか平田屋（北殿町にあったうどん屋）に行ったもんだが、最近はコンビニだらけだから、ああいう店は、もうやっていけないよ」

確かに70年台、我々が中学生高校生の頃は小腹が空いたら平田屋でうどん食べ、グラストでラーメン食べ、どんぐりでカレー食べたものです。もちろんコンビニもファミレスもありませんでしたから、当然の選択ですが。

そういう我々世代も、今ではコンビニをしっかり利用しているわけですが、ああいうお店が無くなっていくのは寂しいかぎりです。

先日出張で訪れたある地方都市は、もちろん郊外にはお馴染みのロードサイド店舗がたくさんあるのですが、街の中心部にはコンビニも自販機もほとんど見つからなくて驚きました。恐らく商工会議所あたりが相当の規制をかけているのでしょうが、それなら昔ながらの店舗で賑わっているか？といえばその反対で、平均的な地方都市と比較しても静かで寂れた印象は否めませんでした。新しい業態の参入を拒んだがために、街の賑わいをも失ってしまった感がありました。

街は生き物ですから、変わっていくことは前向きに受け止めるべきでしょう。ただ旧いものを淘汰するだけでなく、共存できるための知恵をしぼり汗をかくことを忘れてはいけないと思います。

画像は、東茶町かまやのもやしそば。月に一度は食べ続けたい、温かく懐かしい味です。

おジジの体内時計

久しぶりに8時過ぎまでぐっすり
という夢から覚めたらまだ4時半（笑）

2012年6月16日(土)

レイルステレオ

Rails-tereo 「 Pop Sings Pop Things 」

Tribird三人娘の一人Anryがバッキング・ヴォーカルで参加するレイスステレオ…モリカワヒロシのアルバム。オープニング曲のdB-デシベル-は、Z会のTVCMでも使われています。キレの良いポップスは近場のドライブのお供に最適です。Youtubeでも何曲か？アップされていますから、ご興味のある方はどうぞ。

若いミュージシャン達の豊かな才能と、発現する場がいくらでもあるこの時代に嫉妬します。

2012年6月15日(金)

いまにも

振出しそうな曇天。

蒸し暑くて、毎朝会社に着く頃は背中が汗でビッショリです。加齢臭が漂わぬよう、ふきふきします（笑）

2012年6月14日(木)

歳時記

でんでんむしむし
むしあつい

2012年6月13日(水)

投資スタンス

マイケル・ルイス「世紀の空売り」文芸春秋刊

世界中が不景気に喘ぐ現在の状況を作り出した直接の原因である、米国のサブプライム・ローン問題の裏側を描写したノンフィクション。読んでいて震えが来ました（古江ではありません）。

もともと資産性の乏しい低所得者向け住宅ローン債権から金融派生商品を創出すること自体に無理があったわけですが、それが絶対に破綻すると読んでCDSの空売りをかけたプレイヤー（倫理観を持たない男たち）、そしてわずかなスプレッドのために反対取引を続けた保険会社（アセット・ハングリーが高じて判断能力を失った機関投資家）たちのせいで、本当に大変なことになっているのです。Buyサイドであろうが、Sellサイドであろうが、彼らを動かしているものはただひとつ…リターンです。

実は私自身もNY支店の業務としてCMOフローターという住宅ローン派生商品に投資していましたが、本書を読んでいて、彼らと我々とで投資スタンスが大きく違っていたことに気がつきました。

住宅ローンを借りている人は長期金利が低下すると他の金融機関で安いローンに借り換えるので、派生商品であるCMOフローターも期限前に償還されてしまいます。私たちが投資していたのが格付けAAAで一番安全性の高いトランシェAという部分なので、せっかく購入しても繰上げ償還されてしまい長く保有することはできませんでした。その時点では金利水準が下がっているので普通の投資家であれば十分なリターンを得られる再投資商品を見つけることができず苦悩するわけですが、堅実性を重んじる日系投資家である我々は、債権が不良化する前に回収できたことで、まずはひと安心したものです。

高いリターンを顧客に還元すべき機関投資家とすればいささか弱気の投資スタンスですが、その堅実さがあったがゆえ某保険会社や米系投資銀行のような悲惨な末期を迎えずに済んだともいえます。

まだまだ投資対象が（サブ・プライムではなく）プライム・ローンであった、良き時代の思い出話でした。

2012年6月12日(火)

妄想ドライブ

滅多にない車での出張。楽しみはドライブの友…今回はディビッド・フォスター。夕暮れる高速道路を走りながらの美しいストリングスの音色という非日常さが刺激的です。

シャリースは、あと何年かしたらジャッキー・エバンコにも身長抜かされるんやろか？なんて考えながら、トロトロ運転の長距離バスを抜き去りました。

もう一度ジェイ・グレイドンと組んで21世紀のAIRPLAYしてくれないかな？なんて考えていたら、泉州ナンバーのトラックに抜かれました。

爆睡しているか本を読んでいることの多い鉄道での移動と違って、なかなか妄想豊か（笑）です。

山芋鉄板焼き

お出汁が絶妙。

2012年6月11日(月)

スルーする

勝間和代「『有名人になる』ということ」ディスカバー携書

いわゆる勝間本は読んだことが無いし、テレビのコメントを聴いていても「ふうん」程度の人ですが、Twitterでの書評コメントが面白かったので初挑戦。よくある経営戦略やマーケティングノウハウを、自分自身を商品に置き換えて語っただけの本ですが、実際に有名人になった自らの体験をもとに「有名人になる」ことのメリット・デメリットをわかりやすく説いており、思いのほか楽しめる内容でした。

最大のデメリットは「見知らぬ人たちから批判され攻撃されることを『日常』と考えなければいけないこと」だそうで、その対処法は
「スルーする」
「そういうものなのだと思う」
つまり攻撃や批判そのものを抑え込むことは不可能なのです。

私たちは有名人ではありませんが、仕事やプライベートを通じて自分の考えを述べたり行動する過程において、いろいろな方から批判されたり攻撃を受けたりします。本当は、それらの一つひとつに対し丁寧に説明し理解を求めていくべきなのでしょうが、時には「スルーする」ことが最良の対処法かもしれません。特にネット上での批判だとか、行儀の悪い振る舞いに対しては、きっとそう考えるべきなのでしょう。

ちょっと淋しいけど。

2012年6月10日(日)

梅雨空に錦小倉

中学高校の同級生T君のお父様がお亡くなりになり、ご葬儀に出掛けてきました。

永らく闘病生活が続き、今年に入ってからは衰弱も進んでいたそうで覚悟もそれなりにできておられたのでしょう、喪主のT君もお母様もいたって気丈でした。喪主挨拶もやや長めではあったものの、あらゆる方々に意を尽くした素晴らしいものでした。

享年84歳。私の父親と同年代です。戦争に翻弄され激動の昭和を生き抜いた大先輩のご冥福を心よりお祈りします。ご遺族の皆さまにおかれましても、お疲れが出ませぬように。

いつものことですが、懐かしいお顔がちらほら。ご葬儀は、故人から生きている私たちへの最後のプレゼントです。

2012年6月9日(土)

差別化

出張の道すがら、BOOK 1st.へ。大きなターミナルごとにあり、買う気にさせる独特の品ぞろえと、見せ方が大好きな本屋さんです。

この日もついつい大量に買ってレジへ持参したところ、
「5千円以上お買い上げの方は無料で宅配便でお送りできますが？」
とのこと。出張中で荷物を増やしたくなかった私にとって、実にありがたいサービス。さっそく利用しました。

しかも店内のカフェで利用できる飲み物券までいただきました。

すごい差別化！

同期会

Yさんの執行役員就任内定を祝し、同期会@東本町なわのれん。男性は25人中17人、女性はほとんど退職しておられますがそれでも9人中6人、合計23人も集まっての大宴会。

入行以来30年経ち、見た目の経年変化（笑）は隠せませんが、誰もが良い年齢を重ねています。全員の笑顔に触れ、いつものことながら「幹事をやって良かった」としみじみ実感。

それにしても飲んだ酒の量が半端ない…なわのれんさん、ご迷惑おかけしました。

2012年6月8日(金)

Facebook

最近は軸足の2割くらいを、ここにも置いて発信しています。

BITLと使い分ける明確な基準などないのですが、大量に写真を掲載したり他所のサイトやYouTube上の特定の楽曲と直接リンクさせたりと、便利な機能が多いです。何よりもご覧頂いた方の反応がわかりやすく、コメントの投稿も簡単で、コミュニケーションツールとして良くできていると感心します。

もちろん良いことばかりではなくて、バーチャルなSNSならではの限界やトラップがあちこちにあるのも事実。

友達とは、会って話す間柄を指す言葉です。ネットは気楽ですが、そこばかりに依存していては何も良いことはありません。

入梅近し2

木曜日の夕景。いよいよ今日あたりでしょうか？

2012年6月7日(木)

早起き爺さん

農耕民族のDNAが濃いせいか？朝は夜明けとともに起き出します。夏場なら４時台（笑）

その分眠りに就くのも早く、何もなければ10時前、早い時は8時台には落ちています。

加えて、喉が渇いたりトイレに行きたくなったりで夜中に何度も起きる…要するに爺の生活パターンです。

先日も早く寝た夜中に目が覚めて、そろそろ明け方かな？と時計をみたら、まだ11時半…日付も変わっておらずビックリしました。

一種の睡眠障害です（笑）