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【プロ野球】

岡田オリ交流戦初の負け越し 荒木への配球に激怒

2012年6月17日 紙面から

 荒木に決勝打を浴びた場面を問われたオリックス・岡田監督の第一声は「ビックリしたよ! ホンマ、ビックリしたわ」。はたから見ている人ならいざ知らず、戦う当事者からはめったに聞かれないフレーズ。感情の高ぶりは試合が終わっても収まる気配はなかった。

 試合開始から3時間半が近づき、ここを乗り切れば負けはなくなる延長11回。1死一、二塁、カーブ、チェンジアップでタイミングを外し1ボール2ストライクと追い込んで投じた4球目は、真ん中高めの真っすぐ。中山本人は「追い込んでいたから厳しいところをと思っていたけど、力が入って甘くなった。コースにいっていれば違っていたと思う」と反省したが、監督が問題視したのは、それ以前の配球だった。

 「素人が見てもそうやろ。投げるんやもんな。真っすぐを。ピッチャーも(サインが)おかしいと思うたら首を振ったらいいんや」。怒りの矛先は、ほぼ全方向に向き「なんぼ言うても分からんいうのは、オレらの教え方が悪いということやろ。オレらの教育ができてないということや」と、もうやけ気味。笛を吹いてもナインは踊らず、オリックスを指揮して3年目、初の交流戦負け越しが決まった。(中山隆志)

 

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