もう誰も振り向かなくなった「ゆびとま」の運営会社の件。
いままで何度か書いてきた、もう誰も振り向かなくなった「ゆびとま」の話なので、お忙しければブラウザのバックボタンをどうぞww。
過去数回「ゆびとま」は話題にしました。
なぜなら、「ゆびとま」がメディアにまだチヤホヤされていた頃のメンバーを知っているからなんですが、今となっては経営者が5回転ぐらいして「看板」と「マネタイズできない膨大な個人情報」だけが引き継がれている感じですね。
(過去の記事)
いま「ゆびとま」ってどうなってるの?(2008.10.07)
「ゆびとま」がついに終焉を迎えた感がありますね。(2009.05.31)
まだ「ゆびとま」は続けるつもりのようで。(2009.06.02)
「安オク」を始めたゆびとまに思うこと。(2011.01.29)
ゆびとま、ペニオク事業撤退で社長もチェンジ。(2011.04.19)
で、久しぶりに、ちょっとオークション関係のASPサービスとか諸々の調べ物をしていて、ふと「ゆびとま」運営会社にアクセスしてみたら・・・。
ゆびとまHD株式会社(http://yubitomahd.com/)
ゆびとまが2010年頃の復活した後に経営権を取得した「ゆびとまHD」社は、実質オーナー会社の代表(元テラネッツの寺岡敏明氏)が社長に就任し、その後半年も経たずに社長が交代。そしていつから復活したのか知りませんが、また一旦辞めたはずの寺岡氏が社長に復活していました。
まあどうでもいいといえばいいんですけど、もう少し細かく書くと・・。
寺岡敏明氏は2011年1月にゆびとまでペニーオークション「安オクJAPAN」をスタート。
すでにペニオクは衰退の一途を辿っていたにもかかわらず、寺岡氏がなぜそんなものを始めたのか不思議でしたが、案の定、同年4月にたった4カ月で閉鎖。
その際、ゆびとまHD社のサイトの会社概要を見ると、あったはずの社長の挨拶文も消え、いつのまにか代表者は「古寺 真一朗(株式会社エス・エス・イー)」氏になっていました。
で、1年経ってアクセスしてみると、辞めたはずの寺岡敏明氏が社長として、消えていた挨拶文とともに復活していました。
しかも元の挨拶文のまま。
しかし、また社長復活ってなにかあったの?
同窓会サイト「ゆびとま」(https://yubitoma.or.jp/)の運営会社のページを見ると
会社名 ゆびとまHD株式会社
代表者 柏木 宗利
とあります。
代表者 柏木 宗利氏?
社長は寺岡氏なので「ゆびとま」事業の責任者かも知れません。
柏木氏を調べると・・社長の寺岡氏との関係は株式会社テラネッツ、いや源流は両名とも光通信出身なのでそこからの縁のようで、あの2000億円を消失させたAIJ投資顧問株式会社の関連会社「(株)ミレニアム・アソシエイツ」の社長(のちに監査役)。
なんか香ばしいですね。
まあ、ゆびとまも落ちるところまで落ちて一時は閉鎖(夜逃げ)状態にまでなったわけですが、いまだに膨大な個人情報をサーバに持っていることには変わりないようです。
しかし、いまやITバブルでちょいと儲けた人々のオモチャって感じですね。
ただしカネにすること(マネタイズ)は相変わらず難しい気がしますけど。
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