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韓国産貝類の販売禁止勧告 ノロウイルス汚染懸念で米国
2012.6.15 10:43
米食品医薬品局(FDA)は14日、韓国産のカキやムール貝、ホタテなどの貝類が、感染性胃腸炎などの原因となるノロウイルスに汚染されている恐れがあるとして、スーパーなどの店頭で販売しないよう勧告した。
生息域や、水揚げ後の処理の過程で汚染されている可能性があり、米国の衛生基準を満たしていないという。
販売禁止の対象は生ものだけでなく缶詰や冷凍、加工食品を含むが、米国で流通している韓国産の貝は少量で、商品不足になることはないとしている。
ノロウイルスは、感染した人の便などに含まれるウイルスが下水から海へと広がり、貝に蓄積、濃縮すると考えられている。(共同)
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