【大飯再稼働決定】安定供給優先と川勝知事が批判(2012/6/17 07:10)

 川勝平太知事は16日、大飯原発3、4号機の再稼働が決まったことについて「安全性から安定供給に軸足を移し替えたという印象だ。明らかに政治判断で、安全性を鑑みると非常に怪しい」と述べ、政府の対応を批判した。県庁で記者団の取材に答えた。
 知事は、国の原子力安全委員会の班目春樹委員長が安全評価(ストレステスト)の1次評価に関して「総合的な評価としては不十分だ」と発言したことなどを挙げて、「安全だと断定するには無理がある」と指摘した。
 中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働問題への影響については「今回の経緯を何の模範にすることもない。安全性を最優先するのは言うまでもない」とした。

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