(取材日:2010年9月11日)
東京から新幹線に乗って名古屋に帰る際、間もなく三河安城だなぁと思っていると車窓からかわいい観覧車が見える。どこの観覧車なのかずっと気になっていた。今回はその観覧車がシンボルの遊園地が訪問先。家族そろって遊園地に行けば、入園料だけで軽く1万円を超えてしまうような今の世の中で、入園無料で乗り物も高くて100円という信じられないようなお財布に優しい遊園地なのだという。確かめに行ってみた。
名鉄西尾線堀内公園駅から直結の堀内公園。
駅から降りて30歩ほど歩いたら、あの観覧車が見えてきた!
「花とみどりとメルヘンの里」堀内公園。
引き付けられるように観覧車へ。「おー、これこれ!特徴のある丸い枠!」
意外に大きくてビックリ!さっそく乗ってみようとチケット販売機へ。
観覧車利用券なんと100円!
しかもこれが一番高額!!
ほかに100円で乗れるのは汽車メルヘン号とメリーゴーランド。サイクルモノレールもバッテリーカーも50円。芝滑り、ちびっこサーキットにいたっては無料だ。
さっそく100円券を握り締め、観覧車へ。
本当に100円でいいのか。なんだか申し訳ないような気持ちになりながらもスタッフの「行ってらっしゃーい」の言葉に見送られしゅっぱ~つ。
おーっ、いい眺め~♪小さい観覧車とナメていたが、結構高さがあり安城ののどかな田園風景と、町並みが見渡せる。
あっ!新幹線っ!!! 結構近くを走行している。
降車後は妙に満ち足りた気持ちで目の前にある芝滑りへ。
当然滑ろうと思ったら、高校生以上は禁止だとのことで、仕方なく諦める。
観覧車と同じく園内では高額な遊具(100円)のメリーゴーランド。
園内には池もあり、お父さんと子供たちが釣りを楽しんでいる。
カンカンカン、ポッポー!と音をたてながら走るメルヘン号(100円)。普通の道路のすぐ横を走るのが不思議な感覚。
この日はジャンケン大会が行われ、子供たちの行列が。ライオンとジャンケンをして勝ったら、観覧車、メリーゴーランド、メルヘン号、サイクルモノレールのいずれかに乗れる特別招待券と飴がもらえる。何回でもリベンジできるところがミソ。一喜一憂する子供たちを見ていると、自然と笑みがこぼれてくる。
ここは広い芝生広場があるので、涼しくなったらお弁当持参で来ても楽しそう。とにかくのどかで、ほのぼのとしていてスタッフも皆さん感じがいい。子供と一緒にまった~りと休日を過ごすのにオススメの公園だ。
お昼どきを過ぎ、お弁当を持っていない記者はどこで昼食を取ろうかと考えていると、ふとレンタサイクル置き場が目に入った。そこで同じ安城市内にあるデンパークで、おいしいものを食べようと急きょ移動することにした。
堀内公園の事務所に申し込んだところ「安城市自転車マップ」をいただいた。レンタサイクルはJR安城駅、名鉄三河安城駅、デンパーク、安城市役所、歴史博物館など市内の主要施設にサイクルポートが設置してあり、借りた日の利用時間内であれば、どのサイクルポートでも返却することができる。
借りた鍵の番号は39。サンキュー号でデンパークへGO!(デンパーク編へつづく)