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採算改善「ありとあらゆる選択肢考える」 関電社長

2012/6/16 20:12
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 関西電力の八木誠社長は16日の記者会見で、原発再稼働が大飯3、4号機の2基にとどまった場合、2013年3月期は火力燃料などの費用が前期比約2400億円増えるとの試算を明らかにした。稼働ゼロに比べ約1600億円改善するが、今期は稼働が2基だけなら業績は過去最悪だった前期(2422億円の連結最終赤字)からの赤字拡大が避けられない。

 大飯原発3、4号機の出力は計236万キロワットで、関電の原発全11基の合計出力に占める割合は24%にとどまる。夏季、冬季を中心に火力発電所のフル稼働が続き燃料費がかさむほか、他の電力会社からの電力購入費も重くのしかかる。

 採算改善のための料金引き上げについて八木社長は「現時点では値上げするという考えは持っていない」と前置きしつつ「ありとあらゆる選択肢を考える」と述べ、検討する可能性を示した。

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