放射能はいらねえ~ 牛乳を飲みてぇ~

清志郎が生きていたら、今の現状に何を叫んでいたんだろう。

宮城の放射線量過去平常値 0.0176~0.0513μSv/h(文科省発表)
堀場製作所Radi PA-1000でγ線(μSv/h)を測定。


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富士山5合目の霧にセシウム…山頂付近は不検出
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120524-OYT1T00680.htm
読売新聞 2012年5月24日14時46分

 東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、約1年前に富士山の登山道5合目(標高約1500メートル)付近の霧から、水に換算すると1キロ・グラムあたり最大63ベクレルの放射性セシウムが検出された一方、山頂付近(標高約3700メートル)の雪では検出されなかったことが、東京学芸大などの研究チームの調査でわかった。

 放射性物質が煙のような形の「放射性プルーム(放射性雲)」として、どのくらいの高さで上空を流れていたかを知る手がかりとなる。

 同大の鴨川仁助教(大気電気学)らは昨年3月29日~5月10日、5合目付近の3地点で2週間にわたり、霧を採取。3地点ともセシウムが検出され、1キロ・グラムあたり31・7~62・8ベクレルだった。セシウム134と137がほぼ同じ割合のため、同原発由来と判断した。


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 去年の5月に、NHK時論公論「放射性物質の除染を急げ」にて公表された放射能汚染地図。福島の汚染状況は、世界基準「Bg / ㎡」ベクレルで表されていた。
 福島市、郡山市、二本松市などは、避難すべき地域。
 ”185,000Bq/㎡”以上の第2・3区分に、宮城県南部地域も該当するはずだよね。
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チェルノブイリ被災者救済法で制定された汚染地域定義

1,480,000Bq/㎡~  強制避難(周辺30km立ち入り禁止区域)=第1区分
 555,000Bq/㎡~  強制移住(5mSy/年以上)=第2区分

 185,000Bq/㎡~  希望移住(1mSy/年以上)=第3区分

  37,000Bq/㎡~  放射線管理(0,5mSy/年以上)=第4区分


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①福島県汚染地図
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②チェルノブイリ汚染地図
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③チェルノブイリ 「ストロンチウム90」「プルトニウム239」汚染地図
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時論公論 「放射性物質の除染を急げ」
 石川 一洋 解説委員
2011年05月23日 (月)

 東京電力福島第一原子力発電所の事故から2カ月余りが経ち、放射性物質による深刻な環境の汚染が明らかになってきています。
きょうはこの汚染を直視しつつ、住民のためにどのようにして汚染を取り除いていけばよいのか、考えてみます。

 今月、文部科学省はアメリカのエネルギー省と合同で空から調査した地面の放射性セシウムによる汚染地図を発表しました。地上での土壌汚染の調査とも一致しており、放射性セシウムの汚染の広がりが、明確に分かります。

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 半減期が30年と長い放射性のセシウム137による汚染地図、北西方向に汚染が広がっていることが分かります。

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 これに半減期が二年のセシウム134による汚染を加えて、放射性セシウム全体による汚染地図です。 
 赤い色はもっとも汚染濃度の濃い1㎡あたり三百万ベクレル以上、黄色は百万ベクレルから三百万ベクレル、緑色のところは六十万から百万、水色のところは三十万から六十万です。

 福島市など中通りにも汚染地帯が広がっています。

 この汚染の状況をチェルノブイリ後の汚染地図と比べてみましょう。

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 これは当時のソビエト政府が発表した汚染地図です。
 チェルノブイリでは放射性のセシウム137が1㎡あたり148万ベクレル以上ある地域は住民を移住させる措置を取りました。55万ベクレル以上148万ベクレル以下の地域は移住あるいは農業や食生活については国の管理と制限を受ける厳戒管理区域とされました。


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 福島の汚染状況と比べてみますと、赤と黄色の部分はチェルノブイリではほぼ居住禁止区域にあたります。
 緑や水色の部分は、厳戒管理区域に近い汚染で、セシウム134を加えますと福島市、二本松市、郡山市の一部にもそうした汚染地帯が広がっています。
 このように東京電力の事故による放射性セシウムによる汚染は深刻であり、その実態から目を逸らしてはなりません。
 ただチェルノブイリと福島の汚染状況には相違もあります。

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 チェルノブイリでのプルトニウム239とストロンチウム90の汚染地図です。原発周辺に濃い汚染地帯があることが分かります。
 チェルノブイリでは原発の周囲30キロ圏内が未だに居住禁止区域となっているのは半減期が2万4千年余りと長い猛毒のプルトニウム239と体内に入ると骨に蓄積されセシウム以上に危険な半減期29年のストロンチウム90による汚染が深刻だからです。

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 これに対して福島第一原発の場合、これまでの文部科学省などの調査では原発の敷地内では微量のプルトニウムは見つかったものの、敷地の外ではまだ見つかっていません。また放射性のストロンチウムは見つかりましたが、これも微量です。

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 プルトニウムとストロンチウムについてはまだまだ調査が足らず、今後より詳細な調査が必要ですが、プルトニウムとストロンチウムによる汚染が少ないことが確認されれば、今後の希望を与える報せです。
 チェルノブイリの状況に詳しく、福島の現地を調査した京都大学原子炉実験所の今中哲二さんは「チェルノブイリと今回の事故は放出のメカニズムが異なっているのだろう。しかし汚染の状況は深刻である。本来は事故直後に道路や公園など公共施設を水で洗い流すなど除染すべきだった。今からでも遅くないので、住民の健康と安全を守るため早急に除染を進めるべきだ」と述べています。

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 放射性物質やそこから発する放射線に対処する基本原則は「ALARA」の原則と呼ばれています。
 つまり「合理的に達成可能な限り被ばくを低くする」という原則です。
 この原則を貫き放射性物質の除染に取り組まなければなりません。
 そこで大きな問題となるのは除染した放射性物質の行き先、つまり保管先をどこにするかという問題です。郡山市と福島市にある下水処理場の汚泥などから高濃度の放射性セシウムが見つかりました。除染の有効性と放射性物質の貯蔵という新たな問題を浮き彫りにしました。

 下水処理場には二つの種類があります。

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 雨水を分離する分流式の処理場ですと高濃度の放射性セシウムは見つかっていません。

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 高濃度の放射性セシウムが見つかった下水処理場はともに雨水も集める合流式の下水システムです。
 合流式でも雨が降った後に汚泥の放射性セシウムの濃度が上がっています。
 つまり雨水により町の放射性セシウムが洗われ、下水に流れ込み、汚泥の中へと濃縮されているのです。
 町を洗えば、放射性セシウムを取り除けるということです。
 特にコンクリートの建物やアスファルトで覆われた都市部ではこうした水による除染は有効な手段となります。また郡山の下水処理場では汚泥を高温で溶融して、スラグにしています。汚泥に比べまして容積は35分の1程度になります。溶かした場合、気化するセシウムも出ますので、それをフィルターで確実に捉え、大気には放出させないようにすることは必要ですが、容積を小さくして、セシウムを掴まえる、処理しやすくするというシステム構築のヒントとなります。 

 問題点は現状では放射性セシウムの汚泥は下水処理場に溜まり続け、保管能力が限界に達することです。
 これまでは汚泥はセメントの原料として関東などのセメント会社に出荷されるなどしてきました。国は10万ベクレル以下なら問題ないとしているものの、なかなか放射性物質で汚染された汚泥を引き取るセメント会社が無いのが実情です。
 国はとりあえず、下水処理場に保管してよろしい、としていますが、これは大変無責任な対応です。1週間で7~80トンの汚泥が発生しますから、早晩下水処理場の構内では保管しきれないことになります。

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 下水だけでなく、今後放射性の廃棄物が大量に発生することが予想されます。
 福島県では国に対して除染によって発生する汚泥など放射性廃棄物を最終処分する方策を早急に立てるよう求めています。

 家の除染でも同じことです。放射性のセシウムによる汚染に対して原子力の専門家で作る東京のNPO法人「放射線安全フォーラム」などが住宅の除染の試みを行いました。計画的避難区域内の家屋で、屋根に上って高圧の水を吹きつけました。放射線のレベルは半分近くに低くなりました。

 また土壌の放射性セシウムを取り除くため、放射性物質を吸着する性質の2種類の薬品を混ぜた特殊な液体を地面にまきました。この液体は数日で固まります。土壌を取り除くときに放射性物質が飛散しますと内部被ばくの危険が増します。そのため飛散しないように放射性物質を吸着して固めてから土を取り除くのです。こうした除染でも課題となるのは取り除いた土などの保管場所です。

 原子力委員会の委員長代理を務めた田中俊一副理事長は「除染すれば大量の放射性の廃棄物が出てくるのでまず保管場所の確保が急務だ。除染に対する政府の対応は遅すぎる。専門家の意見を聞いて、除染を進め、住民に希望を与えるべきだ」と述べて、政府の早急な対応を促しています。

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 福島県立安積黎明高校の教師が独自に校舎内を測定して、放射線レベルの高いところを図にしました。

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 同じ学校でも場所によって放射線レベルには差があります。側溝が最も高く、さらに中庭など芝生を植えている場所の放射線レベルが高くなっていることが分かります。学校では生徒に注意を喚起するとともに放射線レベルの高い場所については独自に除染措置を取るとしています。
 地域、地域で細かな汚染地図を作ることが被ばくを避ける有効な手段であることが分かります。

 最後に我々大人は子供たちに対しては重大な責任を負っています。
 放射能に対しては、子供は大人よりも影響を受けやすく、またその後の余命が長いという点からも放射線被ばくによる晩発性の影響を避けるためにも、より「ALARA」「合理的に達成可能な限り被ばくを低減する」という精神を貫かなければなりません。
 校庭の土の汚染の問題でも表土を撤去すれば放射線レベルが大きく低下することが分かっているのであれば、国・文部科学省が取るべき態度は明らかでしょう。
 今までの政府・行政の対応を見てみますと、あまりに受け身です。放射性セシウムは黙っていれば無くなるものではありません。住民の健康と安全を守るためにも総合的な除染措置をまとめ、早急に実行に移すことを求めます。

(石川一洋 解説委員)

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全身被ばく、最大50ミリシーベルト=福島原発事故でWHOが推計
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201205/2012052300942
時事通信社 2012/05/23-21:23

 世界保健機関(WHO)は23日までに、東京電力福島第1原発事故による日本国内外の住民の推計被ばく線量をまとめた報告書を公表した。
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 全身の被ばく線量が最も高かったのは福島県浪江町と飯舘村で事故後4カ月間で10~50ミリシーベルト福島県のその他の地域は年間1~10ミリシーベルト宮城など近隣県が同0.1~10ミリシーベルト、その他の国内は0.1~1ミリシーベルトだった。
 同事故に伴う被ばく線量を評価する国際的な調査は初めて。平常時の一般人の年間被ばく線量限度は1ミリシーベルトとされ、年間線量が100ミリシーベルトを超えると発がんリスクが高まるといわれる。

テーマ:
BSフジ『ザ・ノンフィクション』 わすれない 原発と牛飼い
2012年6月 2日(土)14:00~14:55

 2011年3月11日、東日本を襲った大地震、家も生活も人々の命までもさらっていった巨大津波。そして発生したあの原発事故。日本中が、放射性物質という見えない脅威におびやかされた…。

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 福島県葛尾村は人口1500人あまり、村民の多くが繁殖牛飼育と酪農、そして各種農業にたずさわる小さな村。福島第一原発からは20~30km圏に位置する。原発事故直後、村民の多くが近隣に避難したが、中には避難しない人、避難先から毎日のように牛にエサをやりに通う人もいた。

 4月22日、葛尾村は浪江町、飯舘村などとともに『計画的避難区域』に指定された。1か月を目処に別の場所に避難を求める、という国の指示。我が家を離れ、牛たちを手放さなければならない。大きな決断を迫られた、葛尾村の繁殖牛農家と酪農家の三つの家族を取材する。

 そして、放射性物質はどのようなメカニズムで周辺に降り注いだのか?
 番組では、日本原子力研究開発機構・永井晴康氏のシミュレーションを基にひもといていく。

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テーマ:
海の魚 セシウム濃度の差なぜ? 餌と生息環境、影響も
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/radioactive_material_in_food/?1337483021
産経新聞 5月20日(日)7時55分配信

東京電力福島第1原発事故から1年以上が経過。放射性物質を含んだ汚染水の新たな流出は限定的とされているが、海は有効な除染技術が確立されているとは言えず、海の汚染状況についてはいまだ見えないところも多い。これまでの検査では、放射性セシウムの濃度が低くなった海水魚がある一方、4月から適用された食品中の放射性セシウムの新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超え、出荷停止の指示を受ける海水魚も相次いでいる。こうした濃度の差はなぜ起こるのか。

 茨城県は18日、約1年にわたり、出荷販売の自粛を要請していた県央部海域のコウナゴ(イカナゴの稚魚)について、自粛を解除したと発表した。検査した結果、最大で6・7ベクレルだったという。

 同県では、昨年4月に北茨城市沖で採取したコウナゴから当時の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る526ベクレルを検出。今年も漁期を迎えたため、各海域で検査を実施しており、すでに北部海域は4月17日に自粛を解除している。

 残る南部海域でも、検査で安全が確認されれば順次解除する方針だ。

 水産庁の担当者は「コウナゴは海の表層に生息する魚。放射性物質は時間とともに、下の泥に吸着するため、表層の海水の濃度が薄まったのが影響しているのではないか」と話す。ほかにマイワシなど表層の魚は低下傾向にあるという。

 一方で、放射性物質の濃度が低下傾向にない海水魚もある。4月以降、新基準値を上回り、政府の出荷停止の指示を受けたのは、宮城や茨城のスズキ、茨城のヒラメやシロメバルなど。5月以降も、岩手や宮城のマダラなどが出荷停止となった。

 放射線医学総合研究所の青野辰雄調査役(放射生態学)は「水産庁の調査結果を見ると、放射性セシウム濃度が低下する傾向にない魚類は、原発に近い福島、茨城や宮城周辺の海域のスズキやヒラメ。海中には放射性セシウムが堆積しやすい場所がある」と話す。

 日本近海は、かつての核実験などの影響で、もともと海水や海底土中に微量の放射性セシウムが含まれている。原発周辺海域の現在の放射性セシウム濃度は事故直後に比べ低下したが、海水で1リットル当たり数ミリベクレルから数十ミリベクレル、海底土で1キロ当たり数ベクレルから数百ベクレルと、事故前と比較すると数倍から数百倍になった。魚の餌となるプランクトンなどからも放射性セシウムが検出されているという。

 水産総合研究センターの森永健司・研究開発コーディネーターは、魚の放射性物質の濃度について「浅い所の底に比較的定着する魚や、魚食の魚のほうが高い傾向にある。また、汚染されていない遠くまで回遊するような魚は低い」と説明する。

 さらに、「スズキは、川の水と海の水が混ざる所で餌をとるため、分布域が汚染の高い所と重なっているのではないか」と指摘。「ヒラメは海の底に生息し、上を通った魚を食べるので高くなるのではないか」と話している。

テーマ:
チェルノブイリ被災者救済法で制定された汚染地域定義

1,480,000Bq/㎡~  強制避難(周辺30km立ち入り禁止区域)=第1区分
 555,000Bq/㎡~  強制移住(5mSy/年以上)=第2区分

 185,000Bq/㎡~  希望移住(1mSy/年以上)=第3区分

  37,000Bq/㎡~  放射線管理(0,5mSy/年以上)=第4区分


Bq/kg→Bq/㎡換算は、原子力安全委員会5月7日の会見で65を乗ずるとの発表に準ずる。

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【放射線管理区域】(ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%8C%BA%E5%9F%9F

 放射線被ばくの恐れがあり、適正な被ばく管理が必要とされる区域。原子炉建屋や病院のコンピューター断層撮影(CT)の検査室など。
 放射線障害防止法や医療法などによって定められる。放射性物質による汚染密度1平方メートルあたり4万ベクレル(アルファ線を放出しない物質の場合)-などが設定基準。

テーマ:
ベクレルの単位「Bq/kg」は150倍が世界基準
http://nanohana.me/?p=13393

 2011年3月11日の巨大地震をきっかけに発生した福島第一原発の事故により放射能汚染されてしまった日本。
 テレビや新聞に溢れる放射能汚染を顕す数値「シーベルト」や「ベクレル」。

 そのベクレルだが、日本では何故か「Bq / kg」を採用しているが、世界基準は「Bq / ㎡」である。
 この単位、実は重要なトリックが隠されている。

 実は同じ場所の土壌を計測した結果でも、「Bq / kg」で表した方が「Bq / ㎡」で表した場合より数字が小さくなるのである。
 しかも、農水省は表土から15センチを採取しているのだが、チェルノブイリなどでは表土5センチを採取しているのだ。つまり、放射性物質が浸透していない部分の土を混ぜて薄めて計測している状態なのである。

 以上を踏まえると、
 文科省が発表する「Bq / kg」の数値は65倍、
 農水省が発表する「Bq / kg」の数値は150倍してやっと世界基準の数値になり、比較することができる。

 例えば福島市や郡山市、南相馬市で計測されている1,657,934Bq/kgという数値だが、これを「Bq / ㎡」に換算すると、なんと1億776万5710Bq / ㎡というとんでもない数値になる。

 とんでもない数値の場所に人が住み続けているのだ。

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テーマ:
海水浴場:新潟の関屋浜で高めの放射線量検出
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120516ddlk15040058000c.html
毎日新聞 2012年05月16日 地方版

 新潟市は15日、海水浴シーズンを前に昨年から実施している海水浴場の放射線量の測定で、同市の関屋浜で県内の通常の測定値を超える放射線量を検出したと発表した。人体への影響はないという。

 14日に関屋浜の5地点で調査し、うち1地点の地上1メートル地点で、県内の通常の測定値(毎時0・016マイクロシーベルト~同0・16マイクロシーベルト)を超える同0・21マイクロシーベルトを検出した。これを受け、確認した地点の土壌を分析したが、放射性物質は通常測定値内だった。検出された放射線物質は天然によるもので、東京電力福島第1原発事故の影響ではないとみている。

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