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おんなじ事を説明するときはキリングクリムゾンを使いたいな・・・
20 説明ってめんどくさいよね
風呂から出た我が、まず最初にすることは・・・

「おばちゃん、コーヒー牛乳1本!」

「あいよ~」

腰にて御当てて、一気に飲み干す
グビ、グビ、グビ、プハー!

「たまらんな~!」

これぞ温泉の醍醐味の一つといえよう!

「おっさんかいな! あ、ウチはミックス牛乳ちょうだいな~」

「結局飲むのか」

「プハー! ええやんか~、飲んどるの見たら、飲みと~なるんやもん」

ぬぅ、それなら仕方ないな・・・

「あら、お夕食には間に合ったかしら?」

「ふぇいと~! 速く速く~!」

「お姉ちゃんまって~!」

テスタロッサ家が到着したようだ

「おぉ、あんたも来たのか」

「いや~、暇だったしねぇ、ところで闇の書の主はどの子かな?」

勘の良い人は分かっただろう

「スカさんも、飯食ってからにしようぜ」

そう、ジェイル・スカリエッティのスカさんだ!
研究所を青逆毛とプレシアさんに探してもらって交渉してみたのだが、結構いい人である
自分の発明品で実地実験する事さえしなければ、かなり良心的なのだ!

「そうさせてもらうよ」

まぁ、1番の理由はデバイス調整だ
ここにはカオスなユニゾンデバイスが多数存在しており、転生者というモルモットもとい実験体が溢れており、魅力的なのだそうだ

ちなみに、殺人を犯して捕まった人に人権などなかったりするのも海鳴市ならではである

なんで人権がないかって?
生かしておいていいことあんの?
食い物の無駄じゃね?
転生者の犯罪者はすべからくモルモットになってもうらう予定だ

我は我の手の届く範囲しか守れないし、どう見ても我は生体ロストロギアなのだ、管理局がそういったものを受け入れる体勢などあるわけがない、発見サーチアンド封印シーリングの方程式が目に見えるぜ




んで、全員に紹介しておくことになったわけだが・・・
末っ子がフェイトを驚いた顔で凝視して固まっている

ププ、写真とっとこう(カシャ)

「ってことで、この人がスカさん」

「よろしく頼むよ」

「マッドな科学者で、全次元空間有数の困ったちゃんだ」

「いや~、照れるねぇ」

「んでこちらがテスタロッサ家のみなさんだ」

「母のプレシア・テスタロッサです」

「姉のアリシアだよ~! よろしくね~!」

「妹のフェイトです、よろしくお願いします」

「にゃ、にゃ~!?」

末っ子の止まっていた時間が動き出したようだ

「うん、末っ子もう少し黙ろうか、んでこちらがリニスさんと青逆毛だ」

「リニスです、プレシアの使い魔をやっております」

「クレイ・マジェスティだ、一応管理局地上部隊の二等陸士をしている、休暇で来ているのでわからないことがあったら気軽に聞いてくれ」

「では、ジュエルシードも全て集め終わったのだが、丁度みんないるので次の事件について事前に話しあっておこうと思う」

「次の事件とは、ジュエルシード以外のことなのかい?」

「うむ、士郎、正解だ コレはハヤテに関係のあることなのだが、主よ、全て話してもよいか?」

「かまんで~、それでウチの家族が増えるんやったら嬉しいしな~」

「うむ、了解だ まずこの件についてなのだが、闇の書、元夜天の書と言われるものが改悪されて暴走の危険がある、最悪地球が消し飛ぶので早急に対策を練る必要があることをご理解いただきたい」

「分かった」

『ゴクリ』

戦闘民族はヤバイくらい真剣だな~、まぁほとんど関わらないかもだが・・・

「計画だけ先に伝えておくと

1:闇の書の修理のための魔力採取
(ジュエルシードで修復する場合、管理人格とハヤテの許可のもと書の魔力を使用するため)

2:夜天の書に結合されているバグの塊、砕け得ぬ闇の削除
(闇の書完成後、コアを破壊することで、転移を封じ修理することができる、速く直さないとコアが治るのが問題だがなんとかなるだろう)

3:管理人格及び、守護騎士ヴォルケンリッターの開放
(こいつらの説得にはハヤテの協力が必要不可欠だが、戦闘になる可能性も大いに有り得る)

4:介入者の捕縛、隔離、排除
(転生者とグレアムの説得、管理局の介入など)

主にこの4つのことをしてもらえばなんとかなる」


「それで、どうすればいいんだい?」

「まず高町家の戦闘要員には周辺の警護と護衛をお願いしたい、報酬ももちろん支払う(管理局がな!)
闇の書発動は無人世界で行うので、最悪でも地球には影響がないよう配慮して行うので、介入しようとする転生者のみに集中してほしい」

「分かった」

さすが士郎、話がわかる

「プレシアさん、リニス、スカさんは、コアを消滅させた後の修理を頼みたい」

「よろこんで任せてもらおう、そのためにキタのだからな!」

スカさん、ハァハァいわないでくれ、嬉しいのはわかるが

「久しぶりの大仕事ね、管理局から絞れるだけ絞りたいわ」

プレシアさん、本音が漏れてます!

「そして、魔導師組と管理局組はコアの消滅のために修行だ」

『はい!』

「ウチらはやること無いわけ? てかあんたは、なにするのよ!」

「バーニング家と月村家には、治安維持に協力してもらうくらいだな・・・興味があるなら科学者マッドサイエンティスト組の手伝いでもいいぞ」

忍さんがすごく嬉しそうだ、そんなに解析してみたかったのか

「ところでバーニング、魔導師になってみるか? 修行ついでに基礎くらいなら教えれるぞ、ユーノが」

「そうね、やることもなさそうだし、お願いしようかしら!」

「いつの間にか僕の仕事が増えてるような・・・」

「気にするなユーノ、んで、だ、我はコア破壊ができなかった場合のコア消滅処理、修理できなかった場合の強制修復、などなど主に裏方だな」

「それはなぜ?」

「管理局からすれば、我は封印指定の生体ロストロギアだ、見つかればほぼ確実に封印処理されるだろう」

『!?』

「もしもの場合に対応するためジュエルシードを容量MAXまで貯蓄しておかねばならんしな、最悪修理はマッド組に任せて我は逃亡しなければならなくなる」

「そんなんだめや! ウチが何とかする!」

「裏も知らないガキに何ができる!」

「ひぅ・・・」

・・・きつく言い過ぎたか、だがいずれはそうなったのだ
遅かれ早かれ我は・・・

「先に言っておくが、青逆毛のように話のわかる管理局員は少ない、願いを自由に叶えるような危険物はすみやかに管理局が管理しようとするであろう」

「そんなん言うたって・・・あんまりやん」

「夜天の書を完成させるにあたって、管理局に見つからないことはありえないし、管理される気もない、手の届く範囲を守り、敵対するものをすべからく消滅させる、それが我が守護竜の、いや、我の進みたい道だ」

『・・・』

「辛気臭くなってしまったな、飯を食ってまた風呂にでも入ろう、ハヤテ」

「・・・せやな!」






守護竜少女キャロ、絶賛暗躍中!
後で地の文増やすかも・・・?
説明回は必要なのかと、飛ばしてもいいんじゃないかと思い始めた今日この頃


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