2012-06-16 10:59:05

第12 逮捕後の様子  第13 私に対する取調べ  

テーマ:ブログ

第12 逮捕後の様子


 平成23年7月11日月曜日の朝8時半に一斉に家宅捜査が行われその日の午後にoruki助成金詐欺容疑で私と元社長の内田、元経営幹部片岡、宮本、そしてアンビシャスダイニングの経営と関わりのない2名(不起訴)までもが逮捕されました。


私は逮捕状の内容に関して「クルキ、HANAREの助成金についてなら誤りがあったことは間違いないがorukiの助成金に関しては覚えていません」と答えました。


更に逮捕状には内田、宮本、片岡以外の2名も共謀者されていて私は「この2人のうち1人はアルバイトと同じで、もう1人は会社にはまったく関わりがないわけでとう考えても共謀したというのはありえません」と答えました。


そうすると私は事件を「否認」したとして接見禁止をつけられ弁護士以外の外部との情報や連絡を一切遮断されました。


しかし、内田、片岡の調書を後日見ると事件と直接関係ないその2名についても「共謀した事実に間違いありません。」と書いていました・・・


結果的に関わりのないその2人は不起訴になっているわけで関わりのなかったことが明らかになったからよかったもののなぜ彼はそういうことを言ったのか。


何故内田、片岡が結果的不起訴つまり事件と関わりがないとされた人物に対しても「共謀した。」と述べたのか・・・。


それは彼らが放火、ひったくり事件は私に指示されたという理由と同じではないかと思います。





第13 私に対する取調べ

取調べは7月11日より連日連夜行われました。


その中で刑事さんより事件のこと以外に会社のことなどもたくさん聞かれました。

それらの質問は刑事さんも取調べで何度か言っていましたが「捜査側の仮説」に基づいておこなわれました。


例えば「おまえが全部のお店の細かいことまで全部指示してやらしよったがやろ?」

などと捜査側の事件の仮説(私の指示による犯行)に結びつきやすい会社の実態を調書にしようと質問は行われていました。


確かに私は厳しく介入することも時にはありましたが、私はグループの経営者であり、会社は社長の内田を筆頭に経営幹部と呼ばれる片岡、宮本、岡部がそれぞれの分野を担い運営されていました。実際私は殆ど会社に出勤していませんでしたので、社長であった内田が社員をまとめ引っ張って行ってくれていました。


つまり、毎日の出勤場所は会社以外がほとんどなのに6、7店舗もある店舗の全てに私が指示を出すことなどまずできません。


それにAmbitious Diningで働いていた人ならわかると思いますが基本的に現場の意見をどんどん拾ってそれを形にしていくのが主なやり方で実際にそういった仕組みでお店つくり、会社つくりをしてきました。


また平成21年4月頃のoruki立ち上げから当時病院勤務をしていた片岡、宮本を無給で働かせたなどというような話もされました。


実際は大きく違います。


経営の中心に私がいたことは間違いありません。そして立ち上げから一年ぐらいしてからはグループ内で序列がはっきりしだした事も事実です。


しかし、立ち上げから一年程はみんなで店をつくってみんなでやろうということで彼らをそもそも雇用していたわけではなく分業してグループの運営を行ってきました。もちろん私自身も病院勤務をしていましたのでその間はお店から宮本、片岡と同じように給料はもらっていません。


また私が中心であったからお店の利益は私の物とも言われましたが実際は違います。


グループの経営や資金の使い方や給料額まで私、元社長、元経営幹部らで話合いを行い最終的に私が許可を出す形でした。


それに元経営幹部(金庫番)も法廷で述べましたが私は彼から給料を渡してもらっていました。


その額は他の経営幹部と大差はありません。20万から最終的に30万円ほどです。


それに会社の純利益は元経営幹部も管理する会社の金庫に納められていました。


また会社やお店の通帳や印鑑も元経営幹部(金庫番)が法廷で述べた通り彼が管理していました。


その証拠に捜査側が私の通帳、私宅の金庫、私の身内を調べてもグループで純利益として出ていた多額のお金や会社関係の通帳や印鑑は私宅や身内関係から一切でてきていません。


そうしたことを何度話してももちろん刑事さんは調書にはしてくれませんし聞こうともしません。


それどころか私が「事件の解明になるかもしれないビデオカメラがあるので調べて欲しい」と私が刑事さんに依頼したところ「なんで俺が被疑者の協力せないかんがな。」と一喝されました。その会社のビデオカメラに店の釣銭総額100万円近いお金を盗んだ犯人が偶然にも逮捕前日くらいに暗い映像ですが写っていたのです。


それからなかなか被害届も受け取ってくれずに結局依頼から1ヶ月以上してビデオカメラを預かってくれそのすぐ後日に解析不可能ということで話は終わらされました。


しかし保釈後そのビデオカメラの映像を知人が業者に解析を依頼したところある程度のところまでは解析ができたので、警察なら犯人の顔まで解析ができるろうと言っていたことを知りました。


このように私の話しなど聞くつもりもなく、会社の実態や事件の真相を把握していなかったというよりもそもそも把握しようとしていなかったのではないかと思います。





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