兵庫県警は15日、事情聴取中の女性のスカートを机の下から盗撮していたなどとして、神戸西署の男性巡査(30)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査は同日、依願退職した。
監察官室によると、巡査は昨年10〜12月ごろの2回、神戸西署の会議室などで事情を聴いていた同県内の20代女性のショートパンツ姿などを机の下からカメラ付き携帯電話で撮影したという。巡査は「興味本位でやってしまった」と話しているという。
巡査は5月11日、神戸市中央区の書店で女性客を盗撮しようとしたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕され、県警が携帯電話を調べていた。神戸簡裁は5月22日、罰金30万円の略式命令を出し、巡査は即日納付した。